コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

セシル・ラ・グレネード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
セシル・ラ・グレネード
Cécile La Grenade
2022年
生年月日 (1952-12-30) 1952年12月30日(71歳)
出生地 イギリスウィンドワード諸島ラボリー
出身校 西インド諸島大学
メリーランド大学カレッジパーク校
称号 GCMG

内閣 キース・ミッチェル内閣
ディコン・ミッチェル内閣
在任期間 2013年5月7日 - 現職
女王
国王
エリザベス2世
チャールズ3世
テンプレートを表示

デイム・セシル・エレン・フローレット・ラ・グレネード英語: Dame Cécile Ellen Fleurette La Grenade1952年12月30日 - )は、グレナダ食品科学者、政治家。2013年から同国総督を務めている。同国独立以来、初の女性総督である。

経歴

[編集]

1952年セント・ジョージ教区南部のラボリー地区で誕生。父は公務員、母は看護師だった[1]。祖母のエヴァ・シルベスター英語版は同国初の女性議員に就任していた。西インド諸島大学で化学の学士号を取得、メリーランド大学カレッジパーク校食品科学修士博士号を取得した[2]2006年にカリブ海輸出開発庁の運営委員会のメンバーとなり、2007年にはダニエル・ウィリアムズ総督によって、公共サービス委員会の委員長に任命され、3年間務めた。

2013年、自身の再従姉でグレナダ初の女性知事を務めたヒルダ・バイノー英語版の死の数日後に総督就任が確定。同年5月7日に就任。総督としてハリケーン・アイバンで破壊された旧国会議事堂に当たるヨークハウスに代わって、新国会議事堂を開設させた。2015年には聖ジョージ騎士団勲章を授与されている[3]。女王エリザベス2世崩御した際に弔意書に署名し、グレナダ代表として、エリザベス2世国葬に参列した[4]

脚注

[編集]
  1. ^ セシル・ラ・グレネードプロフィール”. アーカイブ. 2022年12月26日閲覧。
  2. ^ セシル・ラ・グレネードプロフィール”. 2022年12月26日閲覧。
  3. ^ グレナダ総督、コンスタンティヌス騎士団の秋の代表団晩餐会に出席”. 2022年12月25日閲覧。
  4. ^ グレナダ総督、エリザベス2世国葬に参列”. アーカイブ. 2022年12月26日閲覧。
先代
カーライル・グリーン
グレナダ総督
2013年 -
次代