センチメンタルヤスコ
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『センチメンタルヤスコ』は、劇団CORNFLAKESによる日本の演劇作品、およびそれを原作とした2012年に公開された日本映画。
概要
[編集]意識不明で入院した女性とその恋人だった7人の男性の間を巡るサスペンス作品。作・演出は堀江慶。2006年7月15日 - 7月22日に堀江が主宰する劇団CORNFLAKESの旗揚げ作品として東京芸術劇場小ホール2にて上演。中村亀鶴、小田茜、小田井涼平、椿隆之、松山鷹志、芽映はるか、田中優樹らが出演。2009年6月23日 - 7月1日には同劇団の第5回公演「センチメンタルヤスコ2009」として笹塚ファクトリーにて再演された。
あらすじ
[編集]何者かによって首を絞められ、意識不明で救急病院に搬送され入院したヤスコ。容疑者として浮上した彼女の恋人だった7人の男が病院に呼び出され、次々と彼女の過去や謎が明らかになっていく。
映画
[編集]センチメンタルヤスコ | |
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監督 | 堀江慶 |
脚本 | 堀江慶 |
製作 | 吉田正大 |
出演者 |
岡本あずさ 池田成志 滝藤賢一 和田正人 山崎一 |
音楽 | 三枝伸太郎 |
主題歌 | May J.「Only one」 |
撮影 | 藤本光明 |
編集 | 鈴木真一 |
配給 | る・ひまわり |
公開 | 2012年4月21日 |
上映時間 | 87分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
2012年4月21日よりユーロスペースほかで公開。『ベロニカは死ぬことにした』の堀江慶監督が自ら主宰する劇団の舞台劇を映画化。コメディ色の強かった舞台版から一転し、人間の奥深い心理や闇に焦点を当てた作品となっている[1]。主演は岡本あずさで、本作が映画初単独主演作となる。
キャスト
[編集]- ハタヤスコ / 黒澤東花(キャバクラ嬢):岡本あずさ
- 山仲刑事:池田成志
- 天童純平(元寿司屋):滝藤賢一
- 弓永聡(カリスマ実業家):和田正人
- 駒形和樹(キャバクラ店員):高木万平
- 横山晶(引きこもりの盗聴魔):我妻三輪子
- 赤城宗久(元バブルの不動産王):坂田聡
- 小林大吉(エアコン設備工):仁科貴
- 宮川一朗太
- 蜷川みほ
- 内田慈
- 森山栄治
- 北代高士
- 飯島圭介(塾講師):山崎一
スタッフ
[編集]- 原作・脚本・監督:堀江慶
- 企画・製作:吉田正大
- エグゼグティブ・プロデューサー:平山英昭
- ラインプロデューサー:中林千賀子
- 撮影:藤本光明
- 照明:松本憲人
- 録音:シネマ サウンド ワークス
- 編集:鈴木真一
- 音楽:三枝伸太郎
- 美術・装飾:飯原広行、岩本一成
- ヘアメイク:坂本美由紀
- 衣裳:馬場恭子
- 助監督:落合崇
- 制作担当:武田祥
- 製作プロダクション:CORNFLAKES
- 制作協力:ブースタープロジェクト
- 協力:SEA Design、pyxis
- 配給・宣伝:る・ひまわり
主題歌
[編集]- May J.「Only one」(rhythm zone / アルバム『SECRET DIARY』収録)
脚注
[編集]- ^ 『センチメンタルヤスコ』 インタビュー:堀江慶監督、愛を注ぐ存在によって到達した究極のエンディング(2012年4月17日、映画.com)
外部リンク
[編集]- 舞台(2006年版)公式サイト - ウェイバックマシン(2007年10月11日アーカイブ分)
- 舞台(2009年版)公式サイト - ウェイバックマシン(2009年6月5日アーカイブ分)
- 映画公式サイト - ウェイバックマシン(2012年1月28日アーカイブ分)
- センチメンタルヤスコ - allcinema
- センチメンタルヤスコ - KINENOTE
- センチメンタルヤスコ - IMDb