ゼフィ・ティルベリー
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ゼフィ・ティルベリー Zeffie Tilbury | |
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本名 | Zeffie Agnes Lydia Tilbury[1][2] |
生年月日 | 1863年11月20日 |
没年月日 | 1950年7月24日(86歳没) |
出生地 |
イギリス イングランド ミドルセックス(現・グレーター・ロンドン シティ・オブ・ウェストミンスター) パディントン |
死没地 | アメリカ合衆国 カリフォルニア州ロサンゼルス |
職業 | 女優 |
ゼフィ・ティルベリー(英語: Zeffie Tilbury, 1863年11月20日 - 1950年7月24日)は、イギリスの女優。表記ゆれとして、ゼフィー・ティルバリーがある。
生涯
[編集]ヴィクトリア朝のバーレスクのスターであるリディア・トンプソンと馬術教官ジョン・クリスチャン・タルベリーの一人娘として、イングランド・ミドルセックスのパディントンに生まれた。父・ジョンは、ジャンプ・レース中に馬から転げ落ちたことが原因で1864年に死亡した[3]。
その後、ゼフィはロンドンの演劇界でデビューを果たし、ニューヨークのブロードウェイでも活躍した[4] 。
これまで70本以上の映画に出演しており[5]、このうちルドルフ・バレンチノとアラ・ナジモバが主演を務めた1921年のサイレント映画『カミーユ』のフィルムが現存している。また、聡明ないしは邪悪な年長者の役を演じることも多く、『船出の朝』でグレタ・ガルボが演じるアーデンと夕食の席についた女ギャンブラーを演じたほか、『怒りの葡萄』ではトムの祖母を、『タバコ・ロード』ではグランマ・レスターをそれぞれ演じた。
ゼフィは生涯に2度結婚しており、一度目の夫であるアーサー・フレデリック・ルイスとは1887年6月に結婚した。二度目の夫であるL. E.ウッドスロープとは1915年4月8日に死別している。
1950年、カリフォルニア州ロサンゼルスにて死去した。86歳没[5]。
主な出演作品
[編集]- Blind Man's Lucky (1917)
- The Avalanche (1919)
- 恋の薄衣 Clothes (1920)
- 椿姫 Camille (1921)
- 船出の朝 The Single Standard (1929)
- 怪探偵張氏 Charlie Chan Carries On (1931)
- en:Mystery Liner (1934)
- 倫敦の人狼 Werewolf of London (1935)
- 真珠の頚飾 Desire (1936)
- The Bohemian Girl (1936)
- en:Anthony Adverse (1936)
- 豪華一代娘 The Gorgeous Hussy (1936)
- Second Childhood (1936)
- セイルムの娘 en:Maid of Salem (1937)
- en:Arrest Bulldog Drummond (1939)
- en:Balalaika (1939)
- Tell No Tales (1939)
- 怒りの葡萄 The Grapes of Wrath (1940)
- タバコ・ロード Tobacco Road (1941)
脚注
[編集]- ^ Zeffie Tilbury profile at Probert Encyclopedia
- ^ Zeffie Tilbury profile at Cinemorgue
- ^ Gänzl, Kurt. Lydia Thompson in Encyclopaedia of the Musical Theatre, Blackwell/Schirmer (1994)
- ^ "Classical Plays: Souvenirs and Portraits", Rob Wilton Theatricalia
- ^ a b Zeffie Tilbury, The Internet Movie Database
外部リンク
[編集]- Zeffie Tilbury - IMDb
- ゼフィ・ティルベリー - インターネット・ブロードウェイ・データベース
- Zeffie Tilbury portrait at NYP Library
- ゼフィ・ティルベリー - Find a Grave