ソウルメトロ2号線上往十里駅追突事故
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ソウルメトロ2号線上往十里駅追突事故 | |
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事故現場 | |
発生日 | 2014年5月2日 |
発生時刻 | 15時30分頃 |
国 | 大韓民国 |
場所 | ソウル特別市城東区 |
路線 | ソウルメトロ2号線 |
運行者 | ソウルメトロ |
事故種類 | 列車追突事故 |
原因 | 信号の故障によるATS不作動 |
統計 | |
負傷者 | 388人[2][3] |
ソウルメトロ2号線上往十里駅追突事故 | |
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各種表記 | |
ハングル: | 서울 지하철 2호선 상왕십리역 추돌 사고 |
漢字: | 서울地下鐵2號線上往十里驛追突事故 |
発音: | ソウル チハチョル イホソン サンワンシムニヨク チュドル サゴ |
ソウルメトロ2号線上往十里駅追突事故(ソウルメトロ2ごうせんサンワンシムニえきついとつじこ 朝鮮語: 서울 지하철 2호선 상왕십리역 추돌 사고)は、2014年5月2日に大韓民国(韓国)ソウル特別市のソウルメトロ(現:ソウル交通公社)2号線上往十里駅で発生した列車衝突事故である。
概略
[編集]15時30分ごろ、2号線上往十里駅で車両の不具合のため停車していた内回り電車に、後続の電車が追突[4]。検察官によれば、388人が負傷した (24人重傷)。[2][3]
同年4月16日のセウォル号沈没事故を受け、韓国政府が交通機関などの点検を進めていた最中の事故であり、日本でも広く報道された[1]。
要因
[編集]5月3日、ソウル特別市当局による事故調査結果が発表された。信号表示の異常により後続列車が運転を続け、信号装置に連動した自動列車停止装置(ATS)も作動しなかったことが原因とされた[5][6]。4月29日に行われた信号と関連する機器の調整が原因で信号機が誤作動したものとみられ、捜査当局によるソウルメトロの家宅捜査が行われた[5][6][7]。ソウル市当局はセウォル号沈没事故を受け、4月17日から30日までの2週間、地下鉄特別点検を実施したが、信号機は日常点検の対象という理由で除外しており、対象の信号機は4日間にわたり異常を発生したまま運行され続けていた[5]。
脚注
[編集]- ^ a b “ソウルの地下鉄で追突事故 約240人負傷”. 朝日新聞 (2014年5月2日). 2014年5月3日閲覧。[リンク切れ]
- ^ a b 박성진 (2021年2月1日). “388명 부상 ‘상왕십리역 추돌사고’, 9개월만에 밝혀진 원인은? [388 people were injured in the Sangwangsimni Station crash. What was the cause of the crash happened nine months ago?]”. The Dong-a Ilbo. オリジナルの2021年5月27日時点におけるアーカイブ。
- ^ a b 박수진 (2016年8月31日). “'상왕십리 열차 추돌 사고' 8명 모두 유죄 [All 8 found guilty in the Sangwangsimni station rear-end accident]”. SBS News. オリジナルの2016年8月30日時点におけるアーカイブ。
- ^ “ソウル地下鉄事故 追突後に乗客から悲鳴も=約200人けが”. 聯合ニュース (2014年5月2日). 2014年5月3日閲覧。
- ^ a b c “<ソウル地下鉄追突>地下鉄2号線、信号故障のまま4日間運行”. 中央日報日本語版 (2014年5月4日). 2014年5月4日閲覧。
- ^ a b “地下鉄追突、信号表示に異常 ソウル市が発表”. 共同通信. (2014年5月3日) 2014年5月4日閲覧。
- ^ “韓国地下鉄事故、信号機誤作動が原因か 本社を家宅捜索”. 朝日新聞. (2014年5月3日) 2014年5月5日閲覧。