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ソドルジェストヴォ (船)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

ソドルジェストヴォ
基本情報
船種 蟹魚缶加工基地(КрабоРыбоКонсервная Перерабатывающая База)
所有者 ダリモレプロドクト
母港 ウラジオストク
IMO番号 8610253
建造数 3
経歴
進水 1988年
最後 2013年3月12日に中国で解体
要目
排水量 26634トン
長さ 179.2m
28m
高さ 18.95m
喫水 7.9m
速力 14.9ノット
航海日数 75
搭載人員 520人
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ソドルジェストヴォ(ロシア語:КРКПБ Содру́жество)とはソビエト連邦工船である。小型漁船から蟹と生魚を受け取り、それらを缶詰食品、保存食品、冷凍製品、魚とカニの魚粉に加工する工船である。

КРКПБとは蟹魚缶加工基地(КрабоРыбоКонсервная Перерабатывающая База)の略称である。

同級船

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1988 年から1989年にかけて同型の船3隻が建造された。

  • 「ソドルジェストヴォ」 - 旗艦
  • 「ピョートル・ジトニコフ」、1989年、IMO 8610265、PZ-2302
  • 「フセヴォロド・シビルツェフ」、1989年、IMO 8610277、PZ-2303

生産能力

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港に停泊中のソドルジェストヴォ
生産ラインの種類 パフォーマンス
カニの一次加工・選別・カット用 120t/22時間
300t/22時間
6号蟹缶詰の生産 50TFB/22時間
6号魚缶詰の生産 400TFB/22時間
保存食の生産 55t/22時間
冷凍食品の生産 160t/22時間
魚粉、油脂(原料別) 120t/22時間

事故

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2010年12月30日、ソドルジェストヴォと他の9隻の船舶が、本土から11マイル離れたサハリン湾で10ポイント[1]の固い氷の中に閉じ込められた。[2]

2011年1月31日、オホーツク海の氷に取り残された船舶の救出作戦が行われた。砕氷船「クラシン」と「アドミラル・マカロフ」が作戦に参加した。ソドルジェストヴォの曳航は、曳航ロープの突風と重い氷の圧縮により、非常に時間がかかったと報告されている。フェスコ・トランスポート・グループのプレスセンターによると、オホーツク海の氷から船舶を救出する作戦の見積もりは500万ドルになった。[3]

2020年5月2日、ナホトカ港で修理中のフセヴォロド・シビルツェフで火災が発生した。火災はガスボンベの爆発によるもので、1人が死亡、1人が負傷した。 [4]

脚注

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  1. ^ ロシアで使われている流氷が水面を覆っている程度を表す10段階の氷濃度(Сплочённость льда)で最も濃い10ポイントだった。
  2. ^ “Пять рыболовецких судов с 600 людьми на борту застряли в Охотском море”. РИА Новости. (2010年12月31日). オリジナルの2011年1月18日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20110118083358/http://www.rian.ru/incidents/20101231/315854176.html 2011年1月2日閲覧。 
  3. ^ “Изо льдов Охотского моря вывели плавбазу «Содружество»”. lenta.ru. オリジナルの2011年2月3日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20110203223351/http://lenta.ru/news/2011/01/31/plavbaza/ 2011年1月31日閲覧。 
  4. ^ При взрыве на плавбазе «Всеволод Сибирцев» погиб человек” (ロシア語). Комсомольская правда (2020年5月2日). 2020年5月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年5月2日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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