ソ連邦海軍元帥
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(ソビエト連邦海軍元帥から転送)
ソ連邦海軍元帥 Адмирал флота Советского Союза | |
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肩章と袖章(1955年-1991年) | |
元帥星章(大型) | |
国 | ソビエト連邦 |
軍隊 | ソビエト連邦海軍 |
制定 | 1955年3月3日 |
廃止 | 1991年12月26日 |
上位階級 | ソ連邦大元帥 |
下位階級 | 海軍元帥 |
同等階級 | ソ連邦元帥 |
ソ連邦海軍元帥 (それんぽうかいぐんげんすい、ロシア語: Адмирал Флота Советского Союза、英: Admiral of the fleet of the Soviet union) は、ソ連海軍の最高階級である。
この階級は、主として栄誉上のものであり、他国における海軍元帥と同等のものと考えることが出来る。ソ連邦海軍元帥の階級は、1955年3月3日、ソ連閣僚会議によって公式に創設され、1945年以来、ソ連邦元帥と同等のものとされてきた海軍元帥 (адмирал флота) と置き換えられた。この階級の階級章には、大型の元帥星章がとりつけられた。
海軍元帥の階級は創設以来、ニコライ・クズネツォフとイワン・イサコフの2人が保持したに過ぎなかったが、かれらはソ連邦海軍元帥に「昇進」した。1956年、クズネツォフが政治的な理由から中将に降等されると、イサコフは、1967年の彼の死去までの間、ただ1人のソ連邦海軍元帥であった。イサコフの継承者であるセルゲイ・ゴルシコフは、イサコフの死後、3人目にして最後のソ連邦海軍元帥となった。ゴルシコフが1988年に死去すると、1991年のソ連邦崩壊までの間、あらたなソ連邦海軍元帥の任命は行われなかった。
1955年に消滅した海軍元帥は1962年に陸軍上級大将に相当する、元帥と大将の中間に位置する階級として再創設された。
歴代のソ連邦海軍元帥たち
[編集]氏名 | 生没年 | 任命年 | その他 |
ニコライ・クズネツォフ | 1902-74 | 1955年3月3日 | 1956年2月17日降等。没後の1988年7月26日に復等。 |
イワン・イサコフ | 1894-1967 | 1955年3月3日 | |
セルゲイ・ゴルシコフ | 1910-88 | 1967年10月28日 |