ソーダレビ沸石
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ソーダレビ沸石(ソーダレビふっせき、 Lévyne-Na)は、1972年に発表された日本産新鉱物で、新潟大学の岩石学者島津光夫と溝田忠人により、長崎県壱岐島の長者原(ちょうじゃばる)地域から発見された[1]。 化学組成はNa6(Si12Al6)O36・18H2Oで、三方晶系。レビ沸石(Lévyne)のグループに属し、カルシウムやカリの入る位置にナトリウムが卓越した種である。1997年に国際鉱物学連合の新鉱物・鉱物名委員会の沸石(Zeolite)を検討する小委員会の再定義により、島津・溝田の記載種が新鉱物と認められ,長者原が模式地と認定された。
脚注
[編集]- ^ Shimazu, M. and Mizota, T. (1972): Levyne and erionite from Chojabaru, Iki Island, Nagasaki Prefecture, Japan. Jour. Japan. Assoc. Mineral. Petrol. Econ. Geol., 67, 418-424.
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