国会議事堂 (タイ)
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タイ国会議事堂 | |
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サッパヤ・サパサタン | |
概要 | |
建築様式 | タイ仏教様式 |
自治体 | バンコク ドゥシット区 |
国 | タイ |
座標 | 北緯13度47分45秒 東経100度31分02秒 / 北緯13.795823度 東経100.517282度座標: 北緯13度47分45秒 東経100度31分02秒 / 北緯13.795823度 東経100.517282度 |
着工 | 2013年 |
完成 | 2021年 |
所有者 | タイ国民議会 |
技術的詳細 | |
階数 | 11階 |
床面積 | 424,000 m2 |
設計・建設 | |
建築家 | Theerapol Niyom |
ウェブサイト | |
www |
国会議事堂(こっかいぎじどう、タイ語: สัปปายะสภาสถาน)は、タイ国民議会の議事堂。首都バンコクのチャオプラヤー川に面している。2021年に完成した。
概要
[編集]タイ名の「サッパヤ・サパサタン」は「良い行いをする場所」という意味である。初代議事堂のアナンタサマーコム殿から数えて三代目となる。延床面積は約42万㎡で、世界最大級の議事堂建築である。通常外部に設置されることが多い関連施設が内部にあるため、複合的な建物となっている。具体的には議員事務棟(日本では議員会館)、国際会議場、博物館、教育施設、宴会ホール、駐車場(2000台)などである。
議事堂内部には情報化社会に対応した最新の通信設備が導入された。また、内装にはチーク材がふんだんに使われ快適なオフィス空間が構築されている。議事堂の外部は可能な限り緑化されており、周辺との調和に配慮している。中央部の黄金の塔は仏塔を模したものである。
旧議事堂はタイ王室の所有地に立地していため王室に返還された。
評価
[編集]議事堂の設計はコンペで選ばれた建築家のTheerapol Niyomが担当したが、「タイらしさ」を強調したデザインは賛否両論となった[1]。保守的、宗教的過ぎるという意見があった。また、チーク材の調達のため大量の木が伐採されたこと[2] 、建設費が当初の予定を大幅に上回ったこと、工事が遅れたことが批判の対象となった[3]。
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仏塔
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委員会室304号
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委員会室417号
脚注
[編集]- ^ “Design of new parliament focuses on morality in politics”. Pratchatai English. (2009年12月15日) 2018年12月6日閲覧。
- ^ “A 'symbol of Thainess': Thousands of teak trees to be cut down for Thailand's new parliament building”. Asian Correspondent. (2016年7月26日). オリジナルの2018年12月6日時点におけるアーカイブ。 2018年12月6日閲覧。 Archived 2018-12-06 at the Wayback Machine.
- ^ Mokkhasen, Sasiwan (2016年7月25日). “No, 2,000 Teak Trees Won't Be Cut For New Parliament – More Like 5,000”. Khaosod English 2018年12月6日閲覧。