タイ・プレミアリーグ1996-97
シーズン | 1996-97 |
---|---|
優勝 | バンコク・バンク(1回目) |
降格 |
タイ・タバコ・モノポリー バンコク・バンク・オブ・コマース オーソットサパー Rajvithi-Agfatech クルン・タイ・バンク Singha-Thamrongthai |
ACC 1997-98出場 | バンコク・バンク |
AWC 1997-98出場 | ロイヤル・タイ・エアフォース |
得点王 |
Amporn Amparnsuwan (21得点) |
1997 → |
タイ・プレミアリーグ1996-97は、1996年にタイサッカー協会によって創設されたタイ・プレミアリーグの1シーズン目である。1995年まで開催されていたコー・ロイヤルカップに代わり、タイ王国のクラブサッカーの最高レベルの大会になった。スポンサーであるジョニー・ウォーカーの名を冠し、大会名はジョニー・ウォーカー・タイランド・サッカーリーグ(タイ語: จอห์นนี วอล์กเกอร์ ไทยแลนด์ ซอกเกอร์ ลีก, 英語: Johnnie Walker Thailand Soccer League)。
概要
[編集]1996-97年シーズンの所属チームは、コー・ロイヤルカップに参戦していたチームの中から選ばれた18チームで構成された。
レギュラーシーズン3位のバンコク・バンクが、上位4チームで争われたチャンピオンシップ・プレーオフを勝ち抜き、プレミアリーグ初代チャンピオンになった。
バンコク・バンクはアジアクラブ選手権1997-98、シンハーFAカップ1996で優勝したロイヤル・タイ・エアフォースはアジアカップウィナーズカップ1997-98の出場権を獲得した。クルン・タイ・バンク、オーソットサパーFC、タイ・タバコ・モノポリーFCなど下位6チームが1997年に創設されるタイ・ディヴィジョン1リーグへ降格する。1996-97年シーズンのアジアクラブ選手権1996-97には、昨年のコー・ロイヤルカップ1995で優勝したタイ・ファーマーズ・バンクが出場した。
TOTのAmporn Amparnsuwanが21得点で得点王を獲得し、年間最優秀選手に選出された。同最優秀監督にはバンコク・バンクのヴィタヤ・ラオハクルが選出された。
所属チーム(1996-97年)
[編集]- オーソットサパー
- クルン・タイ・バンク
- シンタナ
- ストック・エクスチェンジ・オブ・タイランド
- Singha-Thamrongthai
- シンハー・テロ・サーサナ
- タイ・タバコ・モノポリー
- タイ・ファーマーズ・バンク
- TOT
- バンコク・バンク
- バンコク・バンク・オブ・コマース (Bangkok Bank of Commerce)
- ポート・オーソリティ・オブ・タイランド
- Rajvithi-Agfatech
- ロイヤル・タイ・アーミー
- ロイヤル・タイ・エアフォース
- ロイヤル・タイ・ネイビー
- ロイヤル・タイ・ポリス
- UCOMラパチャ
順位表
[編集]順位 | チーム | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 勝点 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | タイ・ファーマーズ・バンク | 34 | 18 | 10 | 6 | 56 | 25 | +31 | 64 | チャンピオンシップ・プレーオフ進出 |
2 | TOT | 34 | 17 | 11 | 6 | 61 | 35 | +26 | 62 | |
3 | バンコク・バンク | 34 | 17 | 11 | 6 | 54 | 34 | +20 | 62 | |
4 | ストック・エクスチェンジ・オブ・タイランド | 34 | 17 | 9 | 8 | 59 | 31 | +28 | 60 | |
5 | UCOMラパチャ | 34 | 16 | 12 | 6 | 62 | 36 | +26 | 60 | |
6 | シンタナ | 34 | 17 | 6 | 11 | 45 | 45 | 0 | 57 | |
7 | ロイヤル・タイ・エアフォース | 34 | 14 | 12 | 8 | 60 | 50 | +10 | 54 | アジアカップウィナーズカップ1997-981 |
8 | ロイヤル・タイ・アーミー | 34 | 14 | 12 | 8 | 60 | 50 | +10 | 54 | |
9 | ロイヤル・タイ・ネイビー | 34 | 13 | 12 | 9 | 44 | 29 | +15 | 51 | |
10 | ロイヤル・タイ・ポリス | 34 | 13 | 11 | 10 | 53 | 39 | +14 | 50 | |
11 | ポート・オーソリティ・オブ・タイランド | 34 | 9 | 14 | 11 | 44 | 39 | +5 | 41 | |
12 | シンハー・テロ・サーサナ | 34 | 9 | 14 | 11 | 37 | 44 | -7 | 41 | |
13 | タイ・タバコ・モノポリー | 34 | 7 | 14 | 13 | 37 | 44 | -7 | 35 | ディヴィジョン1リーグ降格 |
14 | オーソットサパー | 34 | 8 | 10 | 16 | 41 | 73 | -32 | 34 | |
15 | バンコク・バンク・オブ・コマース | 34 | 7 | 11 | 16 | 34 | 47 | -13 | 32 | |
16 | Rajvithi-Agfatech | 34 | 8 | 8 | 18 | 43 | 71 | -28 | 32 | |
17 | クルン・タイ・バンク | 34 | 5 | 9 | 20 | 32 | 54 | -22 | 24 | |
18 | Singha-Thamrongthai | 34 | 1 | 6 | 27 | 26 | 111 | -85 | 9 |
1 シンハーFAカップ1996優勝。
チャンピオンシップ・プレーオフ
[編集]準決勝
[編集]準決勝の2試合は、1997年2月23日に実施された[1]。
チーム1 | 結果 | チーム2 |
---|---|---|
ストック・エクスチェンジ・オブ・タイランド | 2 - 0 | タイ・ファーマーズ・バンク |
バンコク・バンク | 3 - 2 | TOT |
決勝
[編集]決勝戦は、1997年3月16日に実施された[1]。
チーム1 | 結果 | チーム2 |
---|---|---|
バンコク・バンク1 | 2 - 0 | ストック・エクスチェンジ・オブ・タイランド |
1 バンコク・バンクは、アジアクラブ選手権1997-98の出場権を獲得。
表彰
[編集]- 得点王 : Amporn Amparnsuwan (TOT)
- 年間最優秀選手賞 : Amporn Amparnsuwan (TOT)
- 年間最優秀監督賞 : ヴィタヤ・ラオハクル (バンコク・バンク)
脚注
[編集]- ^ a b “Thailand 1996/97”. RSSSF. 2014年3月29日閲覧。