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タカネツメクサ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
タカネツメクサ
タカネツメクサ (白馬大池・2006年8月撮影)
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : ナデシコ亜綱 Caryophyllidae
: ナデシコ目 Caryophyllales
: ナデシコ科 Caryophyllaceae
: タカネツメクサ属 Minuartia
: エゾタカネツメクサ M. arctica
変種 : タカネツメクサ var. hondoensis
学名
Minuartia arctica (Steven ex Ser.) Graebn. var. hondoensis Ohwi
シノニム

本文記載

和名
タカネツメクサ(高嶺爪草)

タカネツメクサ(高嶺爪草、学名:Minuartia arctica var. hondoensis)はナデシコ科タカネツメクサ属多年草高山植物

特徴

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小型の多年草。は株状になり、はよく分枝し腺毛があり、高さは3-7cmになる。
は対生し、針形で、長さは8-15mmになる。
花期は7-8月。は直径1cmほどで茎先に1個つく。は離生し萼片は5個、裂片は線状長楕円形で長さ4-6mmあり、3脈がある。花弁は5個で白色、長さ7-9mmで先端はやや2裂する。果実は蒴果で浅く3裂し、長さは8-10mm。
種子は長さ約1mmの卵状腎形で、平滑。

分布と生育環境

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本州中部地方飯豊山に分布し、高山帯の砂礫地に生育する。

シノニム

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  • Arenaria arctica Steven ex Ser. var. hondoensis (Ohwi) H.Hara
  • Minuartia hondoensis (Ohwi) Ohwi

参考文献

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