タキベラ
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タキベラ | ||||||||||||||||||||||||
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タキベラ
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Bodianus perditio (Quoy & Gaimard, 1834) | ||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||
タキベラ | ||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||
golden-spot hogfish |
タキベラ (B. perditio) は、ベラ科に属す海水魚である。風通しの良い岩礁斜面に分布する。
分布
[編集]日本国内では、伊豆諸島、小笠原諸島、硫黄島、静岡県伊豆市土肥、和歌山県南部、高知県、屋久島、琉球列島、南大東島に分布する[1]。
日本国外では、台湾、東沙群島、南アフリカナタール州-モーリシャスにかけてのインド洋、オーストラリア東岸-バヌアツにかけての太平洋、トゥアモトゥ諸島[1]。
形態
[編集]全長は40センチメートル程度[2]。80cm近くまで成長する大型種。雌雄の色彩の違いはほとんどないが、繁殖期の雄は体色が黒ずむ傾向にある。体側の上部に白い斑紋があり、背面後方に黒い領域がある[1]。老成するとこれらの斑紋は消失する[3]。幼魚は体側中央に白い横帯と、背鰭と臀鰭に黒色斑があり、尾柄中央は白い丸斑がある。これらの斑紋は成長に伴い消える[1]。成魚は背鰭は湾入する。
生態
[編集]サンゴ礁の礁斜面[2]、潮通しのよい岩礁斜面のやや深い水深で見られる。繁殖時期は例として八丈島で晩秋から冬である。普段は単独行動であるが、繁殖期に入ると雄と複数の雌のハレムが形成され、潮通しのよい尾根や斜面上でペア産卵が行われる[1]。
利用
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e 加藤昌一『ネイチャーウオッチングガイドブック ベラ&ブダイ 日本で見られる192種+幼魚、成魚、雌雄、婚姻色のバリエーション』誠文堂新光社、2016年、22・23頁 ISBN 978-4-416-51647-8
- ^ a b 小林安雅『日本の海水魚と海岸動物図鑑 1719種』小学館、2014年、115頁 ISBN 978-4-416-61432-7
- ^ a b 中坊徹次『小学館の図鑑Z 日本魚類館 ~精緻な写真と詳しい解説~』小学館、2018年、332頁 ISBN 978-4-09-208311-0