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タスマニアデビル属

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
タスマニアデビル属[1]
生息年代: 更新世現世[2]
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
亜綱 : 獣亜綱 Theria
下綱 : 有袋類 Marsupialia
: フクロネコ目 Dasyuromorphia
: フクロネコ科 Dasyuridae
亜科 : フクロネコ亜科 Dasyurinae
: フクロネコ族 Dasyurini
: タスマニアデビル属 Sarcophilus
F. Cuvier1837
タイプ種
Sarcophilus harrisii (Boitard, 1841)
本文参照

タスマニアデビル属(タスマニアデビルぞく、属名Sarcophilus〈サルコフィル/ルコピルス〉[1])は、かつてオーストラリア本土固有種だったフクロネコの仲間。唯一の現生種はタスマニアに生息するタスマニアデビル1837年フランスフレデリック・キュヴィエが設立。

語源

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ラテン語による学名の Sarcophilus はギリシャ語で「肉」を意味する sarx (sarkos) と、「愛する」を意味する philos に由来する[3]

タスマニアデビル属を編成する種

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現生種

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タスマニアデビル属を編成する現生種はタスマニアデビルだけである。

画像 名称
タスマニアデビル(学名:Sarcophilus harrisii Boitard, 1841) 和名:タスマニアデビル
学名:Sarcophilus harrisii (Boitard, 1841)

化石種

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化石が発掘されているタスマニアデビル属の絶滅種を下記に示す。

学名:Sarcophilus laniarius (Owen1838)
Sarcophilus laniarius(サルコフィルス・ラニアリウス)はタスマニアデビルよりも最大で15%大きく[3]、体重も10キログラムは重かった[4][5]
学名:Sarcophilus moornaensis Crabb, 1982
Sarcophilus moornaensis(サルコフィルス・モールナエンシス)の化石はニューサウスウェールズ州で発掘された[6]

注意点

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参考文献

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  • ウェブサイト
  1. ^ a b タスマニアデビル属 (属 Sarcophilus)”. iNaturalist. 2024年5月4日閲覧。
  2. ^ Sarcophilus” (英語). mindat.org. 2024年5月12日閲覧。
  3. ^ a b Tasmanian Devil (Sarcophilus harrisii) Fact Sheet: Taxonomy & History”. San Diego Zoo Wildlife Alliance Library. 2024年5月3日閲覧。
  4. ^ a b SARCOPHILUS”. Animalia.bio. 2024年5月4日閲覧。
  5. ^ Sarcophilus laniarius ✝”. mindat.org. 2024年5月4日閲覧。
  6. ^ Sarcophilus moornaensis ✝”. mindat.org. 2024年5月4日閲覧。

データベース

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