タマラ・ブイコワ
獲得メダル | ||
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ソビエト連邦 | ||
陸上競技 | ||
オリンピック | ||
銅 | 1988 ソウル | 走高跳 |
世界陸上競技選手権大会 | ||
金 | 1983 ヘルシンキ | 走高跳 |
銀 | 1987 ローマ | 走高跳 |
タマラ・ブイコワ (Tamara Vladimirovna Bykova、ロシア語: Тамара Владимировна Быкова、1958年12月21日 - )は、ソビエト連邦の陸上競技選手。女子走高跳の元世界記録保持者であり、1988年ソウルオリンピック女子走高跳の銅メダリストである。西ドイツのウルリケ・マイフェルトとしばしば白熱した対決を演じた。
ブイコワは、1980年モスクワオリンピックに出場するもベストとは程遠く1.88mで9位という記録に終わっている。1982年のヨーロッパ陸上選手権で、ブイコワは1.97mで2位に終わっている。このとき優勝したのがマイフェルトで2.02mの世界新記録であった。
1983年のヨーロッパ室内陸上で、ついにブイコワは、2.03mの室内世界新を樹立した。夏におこなわれた第1回世界陸上でも、ブイコワはマイフェルトとともに1.99mをクリアし、両者2.01mに挑戦したものの、成功したのはブイコワだけで、第1回の世界チャンピオンはブイコワに輝いた。さらに、同年、ロンドンでおこなわれたヨーロッパカップでは、マイフェルトが2.03mの屋外世界新記録を樹立した直後、ブイコワも2.03mを成功するという世界新の競演となった。しかし試技数で、マイフェルトが勝り勝利を逃した。その4日後、今度はイタリアの競技会で対決したが、ブイコワは2.04mの世界新記録を樹立し勝利した。
翌年、ロサンゼルスオリンピックの直前、すでに不参加が決まっていたブイコワは2.05mの世界新記録を樹立する。オリンピックではマイフェルトが金メダルを獲得している。
1988年ソウルオリンピックでは、すでにブイコワは全盛期を過ぎていたが、オリンピックではじめてのメダルである銅メダルを獲得した。
主な実績
[編集]年 | 大会 | 場所 | 種目 | 結果 | 記録 |
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1981 | ユニバーシアード | ブカレスト(ルーマニア) | 走高跳 | 3位 | 1.94m |
1981 | IAAF陸上ワールドカップ | ローマ(イタリア) | 走高跳 | 2位 | 1.96m |
1982 | ヨーロッパ陸上選手権 | アテネ(ギリシャ) | 走高跳 | 2位 | 1.97 m |
1983 | ユニバーシアード | エドモントン(カナダ) | 走高跳 | 1位 | 1.98m |
1983 | 世界陸上選手権 | ヘルシンキ(フィンランド) | 走高跳 | 1位 | 2.01m |
1985 | IAAF陸上ワールドカップ | キャンベラ(オーストラリア) | 走高跳 | 2位 | 1.97m |
1987 | 世界陸上選手権 | ローマ(イタリア) | 走高跳 | 2位 | 2.04m |
1988 | オリンピック | ソウル(韓国) | 走高跳 | 3位 | 1.99m |
1989 | 世界室内陸上選手権 | ブダペスト(ハンガリー) | 走高跳 | 2位 | 2.00m |
1989 | IAAF陸上ワールドカップ | バルセロナ(スペイン) | 走高跳 | 2位 | 1.97m |
1991 | 世界室内陸上選手権 | セビリア(スペイン) | 走高跳 | 2位 | 1.97m |
自己ベスト
[編集]- 走高跳(屋外) 2m05 (1984年6月22日、世界歴代9位)
- 走高跳(室内) 2m03 (1983年3月6日)
外部リンク
[編集]- タマラ・ブイコワ - Olympedia
- Bykova Tamara - ワールドアスレティックスのプロフィール
- Быкова Тамара Владимировна