タミネ・タデマ＝フローネフェルト

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タミネ・タデマ＝フローネフェルト
Thamine Tadama-Groeneveld
作者不詳の肖像画
誕生日 1871年10月15日
出生地 オランダ、ユトレヒト
死没年 1938年4月3日
死没地 オランダ、ザントフォールト
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タミネ・タデマ＝フローネフェルト（Thamine Tadama-Groeneveld、本名:Thamina Henriëtte Bartholda Jacoba Tadama-Groeneveld、1871年10月15日 - 1938年4月3日）は、オランダの画家である[1]。印象派のスタイルで主に海岸や海の風景を描いた。

略歴[編集]

ユトレヒトで生まれた[2] 。アムステルダムの国立美術学校(Rijksacademie voor Beeldende Kunsten in Amsterdam)でCarel Dake(1857–1918)やWillem van Konijnenburg(1868-1943) らに学んだ。1895年に画家のフォッコ・タダマ(1871-1937)と結婚した。はじめ、花や静物画を描いたが、その後海岸や海の風景、漁師を描いた人物画を油彩や水彩で描いた。

ヘルダーラント州のヘールスム(Heelsum)や北ホラント州のブルメンダール、エグモント・アーン・ゼー(Egmond aan Zee)、南ホラント州のカトウェイク・アーン・ゼー(Katwijk aan Zee)、ユトレヒト州のヴィーネンダールなどで作品を描いた。20世紀に入る頃、エグモント・アーン・デン・ゼーで夏の間、美術学校を開いたジョージ・ヒッチコックに学んだ[3] 。印象派の画家に位置づけられるが、より写実的なスタイルの画家であった。

アムステルダムやデン・ハーグ、アーネムの展覧会に出展し、1912年にアーネムの展覧会で銀賞を受賞した。夫との間に2人の子供はいたが、妻の作品に比べ評価の低かった夫のフォッコ・タダマは1910年に単身でアメリカに渡りシアトルで美術教師として働いた[4]。

タミネはアムステルダムの美術団体、「Arti et Amicitiae（芸術と友情）」の会員になった。

1938年に北ホラント州のザントフォールトで亡くなった[5]。

作品[編集]

  • カトウェイクの風景(c.1900)
    カトウェイクの風景(c.1900)
  • カトウェイクの洗濯場の漁師の女房(c.1895)
    カトウェイクの洗濯場の漁師の女房(c.1895)
  • 岸辺の帆船
    岸辺の帆船

脚注[編集]

  1. ^ “Tamine Tadama Groenveld”. AskArt. 2020年8月16日閲覧。
  2. ^ “Thamine Tadama-Groeneveld” (オランダ語). RKD. 2020年8月16日閲覧。
  3. ^ “Tadama-Groeneveld, Thamine” (英語). Benezit Dictionary of Artists. 2020年8月16日閲覧。
  4. ^ “Thamine Tadama-Groeneveld (1871-1938) Nederlandse kunstenares”. CultuurArchief. 2020年8月16日閲覧。
  5. ^ “Tadama-Groeneveld, Tamina Henriëtte Bartholda Jacoba”. Biografisch Portaal van Nederland. 2020年8月16日閲覧。

参考文献[編集]

  • Peter J.H. van den Berg: De Uitdaging Van Het Licht, Bahlmond Publishers, 2009, blz 119-122. ISBN 9789078837121
  • Arend-Jan Sleijster: Willy Sluiter en de kunstvereeniging Katwijk 1908-1910 . Katwijk, Stichting Katwijks Museum, 2008, pag. 121-123. ISBN 978-90-805761-8-6
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