タラノア対話
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タラノア対話(Talanoa dialogue)は、2018年にポーランドで開催された第24回気候変動枠組条約締約国会議(COP24)において、実施される促進的対話[1][2]。「タラノア」は意思決定の透明性を意味するフィジー語である[1]。
意義と論点
[編集]2020年にスタートすることになっているパリ協定では前進性の原則に基づき5年サイクルで「グローバル・ストックテイク」と呼ばれる世界全体の進捗状況の確認作業が実施される[2]。パリ協定のもとでの最初のグローバル・ストックテイクは2023年に実施されるが、多くの国やNGOの主張により、それに先駆けて2018年から世界全体の進捗確認の機会が促進的対話(Facilitative Dialogue)として設けられることになった[2]。
2017年の気候変動枠組条約第23回締約国会議(COP23)では、2018年にタラノア対話を開催することを決定し、現状での温室効果ガス排出量の確認、2020年以降の各国・各地域での排出削減目標の検証、削減方法の検討などを協議し情報共有を目指すことになった[1]。
環境省ポータルサイト
[編集]出典
[編集]- ^ a b c “COP23閉幕 削減促進へ「対話」合意”. 毎日新聞. 2017年11月19日閲覧。
- ^ a b c “COP23 の重要争点”. WWFジャパン. 2017年11月19日閲覧。