タンジュン・ピアイ
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タンジュン・ピアイ Tanjung Piai | |
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公園入口にある最南端の地を示す石碑 | |
位置 | |
座標 : 北緯1度15分58秒 東経103度30分39秒 / 北緯1.26611度 東経103.51083度 | |
行政 | |
国 | マレーシア |
州 | ジョホール州 |
郡 | ポンティアン郡 |
行政村 | スルカッ行政村 |
タンジュン・ピアイ | |
その他 | |
等時帯 | マレーシア標準時 (MST) (UTC+8) |
Postcode | 82030 |
市外局番 | 07 |
タンジュン・ピアイ(マレー語: Tanjung Piai)とはマレーシアのジョホール州にある岬で、マレー半島の最南端でかつユーラシア大陸最南端の地である。
概要
[編集]ジョホール・バルの西南部で、ポンティアン郡スルカッ行政村に位置する。プライ川河口の西側にある[1]。
マラッカ海峡とジョホール海峡とシンガポール海峡の合流点という世界でも有数の海上交通の要所であり、岬からは非常に多くの船舶を見ることができる。
付近一帯はタンジュン・ピアイ・ジョホール国立公園(Tanjung Piai Johor National Park)に指定されており、最南端のモニュメントやマングローブを観察する遊歩道などが整備されている。また、一帯にはマングローブと干潟が多く、ミナミブタオザル、カニクイザル、マングローブヤイロチョウ、マングローブヒメアオヒタキ、マングローブモズヒタキ、コハゲコウ、センザンコウ(マレーセンザンコウ)、ヤマアラシ(マレーヤマアラシ)、ビロードカワウソ、ヒゲイノシシなどの動物が生息しており、2003年にラムサール条約登録地となった[1]。
主要施設
[編集]- 公園事務所
- 「アジア大陸最南端の地到達認定書」を有料で発行している。この認定書には発行番号が付与されており、認定書に氏名と到達年月日が書き込まれる。
- アジア大陸最南端のモニュメント
- 公園の入口と、最南端の突端の2か所にある。
- タンジュン・ピアイ・リゾート
- 宿泊施設(水上ロッジ)、レストランなどがある。
アクセス
[編集]- ジョホール州道J111号線 - 国道95号線を経由してククッ(Kukup)まで約12km。
脚注
[編集]- ^ a b “Tanjung Piai | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (2003年1月31日). 2023年4月9日閲覧。