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ダイナコムウェア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ダイナコムウェア株式会社
DynaComware Corp.
種類 株式会社
本社所在地 101-0051
東京都千代田区神田神保町2-38 いちご九段ビル8F
設立 2001年5月31日
業種 情報・通信業
法人番号 8010401044637 ウィキデータを編集
事業内容 1. 文字フォント開発、およびその関連製品の開発・販売・保守 2. 外字フォント制作、外字サーバ等の外字関連製品の開発・販売 3. 多言語フォントの販売 4. 組込み用多言語フォントソリューション 5. Webフォントソリューション 6. 上記に付帯関連する一切の業務
代表者 代表取締役社長 羅 慧美
資本金 12,169,800円
決算期 12月
外部リンク http://www.dynacw.co.jp/
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威鋒数位股份有限公司
各種表記
繁体字 威鋒數位股份有限公司
簡体字 威锋数位股份有限公司
拼音 Wēifēng Shǔwèi Gǔfèn Yǒuxiàn Gōngsī
英文 DynaComware Corporation
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ダイナコムウェア繁体字中国語: 威鋒數位英語: DynaComware)は、コンピュータ用のフォントソフトウェア開発・販売している台湾企業日本法人はダイナコムウェア株式会社。「DynaFont(ダイナフォント、華康字型)」の商標でフォント製品を中心に、開発・販売している。旧社名はダイナラブ(華康科技DynaLab)。

概要

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DynaFontは、ダイナフォント年間ライセンス「DynaSmart」シリーズおよびDynaFont パッケージ製品が『BCN AWARD 2015「フォントソフト部門」』で15年連続となる最優秀賞を受賞するなど、グラフィックデザイナー印刷会社出版社を中心としたDTP業界から、広告、TVなどのテロップをはじめとする映像メディア、ウェブサイト、携帯電話機やスマートフォン、タブレット、パソコンなどのデジタルコンテンツ、コンシューマーゲーム、PCゲーム、パチンコといったアミューズメント機器といったパーソナルユースからビジネス・プロユースまで幅広く使用されているフォントシリーズとなる。

ダイナコムウェアのリリースするフォント製品に含まれる大半の書体は、台湾人デザイナー制作してきたが、近年では日本人書体デザイナーが仮名のデザインを担当している。

なお新宋体痩金体魏碑体隷書体、麗雅宋の仮名デザインは、ヒラギノを手掛けた字游工房が担当した。

近年では多言語展開にも特に力を入れており、同社のフラッグシップフォントでもある「金剛黒体」は2022年11月の段階で、日本語書体は12ウエイト、4種類のコンデンス書体、バリアブルフォントに対応しているほか、多言語シリーズとして、中国語(繁体字)、中国語(簡体字)、ラテン語、韓国語、ヒンディー語、アラビア語、ミャンマー語、ヘブライ語、ベトナム語、タイ語、ベンガル語、ゾンカ語など19種類の言語で展開している。

アワード受賞書体

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・「古籍書体」は2014年度「グッドデザイン賞」を受賞している。

・「甲金文体」は2018年度「グッドデザイン賞」および「2019年度IFデザイン賞」を受賞している。

・「金剛黒体」は「2018年度GOLDEN PIN DESIGN AWARD(金點設計獎)」でベスト・オブ・ゴールデン・ピン、「2020年度グッドデザイン賞」、Kデザイン賞でGrand Prize(大賞)、「IAUD国際デザイン賞2019」で「コミュニケーション部門銅賞」、「グッドデザイン賞」を受賞している。

沿革

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  • 1987年 - DynaLab Inc.設立
  • 1993年05月 - 日本法人としてダイナラブ・ジャパン株式会社を設立
  • 1997年12月 - ダイナラブ・ジャパン株式会社、出力・印刷部門を新設のアジアサーブテクノロジージャパン株式会社に移設
  • 2000年02月 - アジアサーブテクノロジージャパン株式会社、ダイナネットジャパン株式会社へ社名変更
  • 2001年
    • 05月 - ダイナコムウェア株式会社を設立
    • 07月 - ダイナラブ・ジャパン株式会社およびダイナネットジャパン株式会社のフォント事業・E-Document事業をダイナコムウェア株式会社に譲渡、事業開始
    • 10月 - ダイナラブ、ダイナコムウェアへ社名変更
  • 2002年09月 - 外字作成管理システム「外字サーバEV」リリース
  • 2013年11月 - 「DynaFont 中国語88書体 TrueType Hybrid」発売
  • 2014年
    • 2月 - 「DynaFont TypeMuseum 5718 TrueType Win/Mac」「DynaFont TypeMuseum 3728 TrueType Win/Mac」発売
    • 3月 - 「DynaFont 古籍五書体 TrueType Hybrid」発売
    • 6月 - 「DynaFont まんが8書体 TrueType Hybrid」「DynaFont 人名記号外字2 TrueType for Windows」発売
    • 8月 - 「DynaFont Gaiji Builder2 TrueType for Windows」発売
  • 2010年05月 - ダイナフォント年間ライセンスシステム「DynaSmart」・「DynaSmartPlus」リリース
  • 2015年11月 - ダイナフォント年間ライセンスシステム「DynaSmart V」・「DynaSmart V NOW!」・「DynaSmart V 更新パック」・「DynaSmart 学生版」発売
  • 2016年03月 - Webフォントクラウドサービス「DynaFont Online」リリース
  • 2017年02月 - 「DynaSmart V ゲーム拡張オプション」発売
  • 2018年10月 - 「DynaFont 人名記号外字3 TrueType for Windows」発売
  • 2019年04月 - TrueTypeフォントに特化したダイナフォント年間ライセンスシステム「DynaSmart T」発売

代表的なDynaFont/ダイナフォント

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現在販売中のフォントライセンスおよび主なパッケージ製品

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  • DynaSmart V
  • DynaSmart T
  • DynaSmart 学生版
  • DynaFont 人名記号外字3 TrueType for Windows
  • DynaFont Gaiji Builder2 TrueType for Windows

外部リンク

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