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ダイハツ・セニア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ダイハツ・セニア
3代目
概要
別名 トヨタ・アバンザ
一汽・森雅M80(初代)
一汽・森雅S80(初代)
トヨタ・ヴェロッツ(3代目)
プロドゥア・アルザ(3代目)
製造国 インドネシアの旗 インドネシア
販売期間 2004年 -
ボディ
ボディタイプ 5ドアミニバン
駆動方式 後輪駆動(初代・2代目)
前輪駆動(3代目 - )
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セニアXENIA)は、ダイハツ工業トヨタ自動車が共同開発した7人乗り小型ミニバンである。インドネシアで生産が行われ、主に新興国市場で販売が行われている。

初代 F600型(2004年 - 2011年)

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ダイハツ・セニア(初代)
F600/F601型
フロント
リア
概要
別名 トヨタ・アバンザ(初代)
一汽・森雅M80
一汽・森雅S80
製造国 インドネシアの旗 インドネシア
販売期間 2004年 - 2011年
ボディ
乗車定員 7名
ボディタイプ 5ドアミニバン
エンジン位置 フロント
駆動方式 後輪駆動
パワートレイン
エンジン EJ-DE型 989 cc 直列3気筒 DOHC
EJ-VE型 989 cc 直列3気筒 DOHC
K3-DE型 1,297 cc 直列4気筒 DOHC
K3-VE型 1,297 cc 直列4気筒 DOHC
車両寸法
ホイールベース 2,655 mm
全長 4,120 mm
全幅 1,630 mm
全高 1,685 mm
車両重量 995 - 1,030 kg
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セニアは当初可変バルブ機構なしのEJ-DE直列3気筒 DOHC 1.0 LとK3-DE型直列4気筒 DOHC 1.3 Lを搭載していたが、フェイスリフト後にEJ-VE型とK3-VE型に置き換えられた。なお、可変バルブ機構についてはアバンザ/セニアともDVVTではなくVVT-iの呼称を使用している。また、組み合わせられるトランスミッションは5速MTもしくは4速ATとなる。

中国仕様

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ダイハツはセニアを2006年11月北京モーターショーにてプロトタイプ「D-01」として出展し、翌2007年6月から第一汽車グループの一汽吉林汽車との合弁で、ダイハツ(大発)ブランドでセニア(中国名「森雅」)の製造・販売を開始した。しかしながらブランドの知名度不足から販売は低迷し、2009年には価格が引き下げられて一汽ブランドへと変更された。

2代目 F650型(2011年 - 2021年)

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ダイハツ・セニア(2代目)
F650/F653型
2012年販売型 1.0 フロント
2016年販売型 1.3 R フロント
概要
製造国 インドネシアの旗 インドネシア
販売期間 2011年 - 2021年
ボディ
乗車定員 7名
ボディタイプ 5ドアミニバン
エンジン位置 フロント
駆動方式 後輪駆動
パワートレイン
エンジン EJ-VE型 989 cc 直列3気筒 DOHC2011年11月 - 2015年8月
K3-VE型 1,297 cc 直列4気筒 DOHC2011年11月 - 2015年8月
1NR-VE型 1,329 cc 直列4気筒 DOHC2015年8月 - 2021年11月
2NR-VE型 1,496 cc 直列4気筒 DOHC2019年1月 - 2021年11月
最高出力 2NR-VE型
76 kW (103 PS) / 6,000 rpm[1]
最大トルク 2NR-VE型
136 N・m / 4,200 rpm[1]
変速機 5速MT
4速AT
車両寸法
ホイールベース 2,655[1]
全長 4,190 mm[1]
全幅 1,660 mm[1]
全高 1,695 mm[1]
車両重量 1,130 kg[1]
その他
別名 トヨタ・アバンザ(2代目)
製造会社 アストラ・ダイハツ・モーター
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2011年11月9日、インドネシアにてフルモデルチェンジ版が発売[2]

2015年8月20日、インドネシアでマイナーチェンジし、発売[3][4]

2019年1月のマイナーチェンジでは外観のデザイン変更やLEDヘッドライトが搭載された[1]

3代目 W100型(2021年 - )

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ダイハツ・セニア(3代目)
W100型
2021年11月発売型
2021年11月発売型 リア
2021年11月販売型 インテリア
概要
別名 トヨタ・アバンザ(3代目)
トヨタ・ヴェロッツ
プロドゥア・アルザ(2代目)
製造国 インドネシアの旗 インドネシア
販売期間 2021年11月11日 -
ボディ
乗車定員 7名
ボディタイプ 5ドアミニバン
エンジン位置 フロント
駆動方式 前輪駆動
プラットフォーム DNGA-Bプラットフォーム
パワートレイン
エンジン 1NR-VE型 1,329 cc 直列4気筒 DOHC
2NR-VE型 1,496 cc 直列4気筒 DOHC
変速機 5速MT
CVT
車両寸法
ホイールベース 2,750 mm
全長 4,395 mm
全幅 1,730 mm
全高 1,690 - 1,700 mm
車両重量 1,080 - 1,090 kg
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2017年8月、インドネシア国際オートショーにて「DNマルチシックス」を発表[5]

2017年10月、東京モーターショー2017にて「DNマルチシックス」を発表[6]

2021年11月11日、約10年ぶりのフルモデルチェンジ版がインドネシアのインドネシア国際オートショーで発表され同日発売された[7][8]。インドネシアにおけるDNGA採用車種第2弾に位置づけられ、プラットフォームがDNGAとして初めてとなるBセグメント用の「DNGA-Bプラットフォーム」に刷新され、初のFFレイアウトを採用。室内長が2代目に比べて160mm拡大。また、トランスミッションには5MTに加えて「D-CVT」が採用された。タイヤが2代目よりも大径化され、外内装ともにスポーティーデザインとなった。さらに、予防安全装備「Advanced Safety Assist(日本名:スマートアシスト)」も設定された[9]

車名の由来

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XENIA」は、ギリシャ語でXenia(おもてなしの概念)に由来する。これは「ゲストの友情」を意味する。

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h 森本太郎 編『世界の自動車オールアルバム 2020年』三栄書房、8 Aug 2020、115頁。ISBN 978-4-7796-4170-1 
  2. ^ 「セニア」をフルモデルチェンジ”. ダイハツ工業株式会社 企業情報サイト. 2023年3月16日閲覧。
  3. ^ ダイハツ、インドネシアで「セニア(XENIA)」を発売 | MOTOR CARS” (2015年8月20日). 2023年3月16日閲覧。
  4. ^ ダイハツ、インドネシアで新型セニア発表|自動車メーカー|紙面記事”. 日刊自動車新聞 電子版. 2023年3月16日閲覧。
  5. ^ 自動車リサーチ (2023年2月3日). “ダイハツ新型ミニバン【マルチシックス】発売いつ?2023年後半頃に期待【最新情報】1.2Lハイブリッド、3列シート6人乗りクロスオーバーSUV、インドネシア セニアのスライドドア装備版を予想”. 自動車リサーチ. 2023年3月16日閲覧。
  6. ^ ダイハツのMPVコンセプト「DNマルチシックス」は新型「テリオス」だった!|SUV・クロカン|Motor-Fan[モーターファン]”. car.motor-fan.jp. 2023年3月16日閲覧。
  7. ^ ダイハツ新型ミニバン「セニア」世界初公開! 10年ぶり刷新の3代目は爆イケ顔に 尼で発表”. くるまのニュース (2021年11月11日). 2023年3月16日閲覧。
  8. ^ ダイハツ、ガイキンドインドネシア国際オートショー2021に本日発売の新型「XENIA(セニア)」など7台の車両を出展”. ダイハツ工業株式会社 企業情報サイト. 2023年3月16日閲覧。
  9. ^ ダイハツ、インドネシアでDNGA初のBセグメント小型車発売…セニアを全面改良”. レスポンス(Response.jp). 2023年3月16日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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