ダイモン (企業)
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種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒143-0013 東京都大田区大森南4-10-20 |
設立 | 2012年2月 |
事業内容 | 航空宇宙産業 |
代表者 | 代表取締役 中島紳一郎 |
資本金 | 5600万円 |
純利益 |
▲126万5000円 (2022年12月31日時点)[1] |
総資産 |
1億2432万2000円 (2022年12月31日時点)[1] |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
株式会社ダイモン(Dymon)は月面探査車「YAOKI」をはじめとするロボットを開発している日本の航空宇宙企業。
概要
[編集]2012年に自動車エンジニアの中島紳一郎によって設立された。当初は小型風力発電の開発を行い、のちに車輪型ロボットの開発を本格化した。2019年4月に重さ500g以下の月面ローバーYAOKIの開発を完了し[2]、伊豆大島で火山周辺の砂地を月面に見立てローバーの走行を実施した[3]。同年9月、月面着陸機を開発している米国の民間企業アストロボティック・テクノロジーとYAOKIの月面への輸送の契約を締結した[4]。
2022年9月には月面ローバーの開発で得た知見を、福島県で原子力発電所事故後の廃炉点検作業向けのロボット開発に活用することを発表した[5]。
2023年には米国のインテュイティブ・マシーンズ社ともYAOKIを月面へ輸送する契約を締結した[6]。
脚注
[編集]- ^ a b 株式会社ダイモン 第11期決算公告
- ^ 林公代 (2021年11月11日). “民間で世界初!? 千円札大の極小ローバーが、月を駆ける”. 三菱電機DSPACE. 2022年3月11日閲覧。
- ^ 吉岡名保恵 (2022年1月23日). “脱サラし月面探査車開発「NASA」の目にとまった訳”. 東洋経済. 2022年3月11日閲覧。
- ^ 山口博敬 (2021年8月25日). “はじめての日本製の月面探査機、間もなく月面へ スタートアップ「ダイモン」の挑戦”. 朝日新聞. 2022年3月11日閲覧。
- ^ “福島イノベ構想、4社が新規参画 月面探査車や廃炉...研究開発へ”. 福島民友 (2022年9月7日). 2022年9月12日閲覧。
- ^ “月面探査車YAOKI、Intuitive Machines社の月着陸船で月の南極に送り込む契約を締結”. ダイモン (2023年1月11日). 2023年4月23日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- YAOKI(公式サイト)