ダハール地区
Dhahar | |
|---|---|
| 国 |
 ソマリア（プントランド）/ ソマリランド |
| 地域 | ハイラン地域(プントランド)/サナーグ地域（ソマリランド） |
| 中心都市 | ダハール |
| 等時帯 | UTC+3 (EAT) |
ダハール地区 (Dhahar District, ソマリ語: Degmada Dhahar) はプントランド/ソマリランドがサナーグ地域に設けた行政地区。2021年時点ではプントランドが実効支配している。ただしダハール地区内にはダハール市以外に大きな町が無いので、ダハール地区とダハール市は同じ意味で使われることが多い。
プントランドの行政区分では、ハイラン地域の一部であり、ハイラン地域の中心部である[1]。
ソマリランドの行政区画では、2019年地方自治体法によればサナーグ地域に属するC級の地区である[2]。ただしサナーグ地域が3地区とされることもあり（例えば国際連合の人道問題調整事務所発行の地図[3]）、その場合はラス・コレー地区の一部である。
主な町
[編集]- ダハール - 中心都市。プントランドの支配が強い。
できごと
[編集]2012年4月、ダハール地区のソマリランド軍は、これまでソマリアシリングで支払っていた兵士の給与を初めてソマリランドの通貨で支払った[4]。
2015年7月、ダハール市でダハール地区の6地区の代表による知識コンテストが開催され、1位がHorseed地区、2位がHodman地区、3位がニューダハール地区となった[5]。
2019年6月、アル・シャバブの過激派がダハール地区のアフ・ウルル村を占領[6]。
2022年6月、ソマリランドが実効支配するエリガボで行われたMideeyeと呼ばれる会議で、ワルサンガリコミュニティは完全にソマリランドコミュニティの一部であること[7]、ソマリランド政府はダハール地区を地域に昇格させることが決議された[8]。
脚注・参考文献
[編集]- ^ “Madaxweynaha Puntland & Wefti uu Hogaaminayo oo Si Diiran Loogu Soo Dhoweeyey Magaalada Dhahar”. puntlandes.com. (2018年11月28日) 2021年6月19日閲覧。
- ^ “SOMALILAND LOCAL GOVERNMENT LAWS” (March 2020). 2021年6月19日閲覧。
- ^ “Somalia Reference Map - Sanaag Region (24 Oct 2012)” (pdf). 国際連合人道問題調整事務所. 2018年2月22日閲覧。
- ^ “http://www.qurbejoog.com/ciidamada-somaliland-ee-degmeda-dhahar-oo-markii-u-horeysay-musharadooda-ku-qaatay-sl-shiling/”. qurbejoog.com. (2012年4月16日) 2021年6月19日閲覧。
- ^ “Tartan aqooneed loo qabtay ilaa 6 xaafadood ee degmada Dhahar oo la soo afmeeray.”. halgan.net. (2015年7月21日) 2021年6月19日閲覧。
- ^ “Deegaanka Af Urur ee Degmada Dhahar oo Ciidamo Al-shabaab Kamid ahi La Wareegeen”. warsom.com. (2019年6月8日) 2021年6月19日閲覧。
- ^ “Qodobadda heshiis dhexmaray Somaliland iyo Beesha Warsangeli”. berberanews.net. (2022年6月15日) 2022年7月24日閲覧。
- ^ “Xukuumada Somaliland iyo madax-dhaqameedka bariga Sanaag oo heshiis gaadhay”. hiiraan.com. (2022年6月16日) 2022年7月24日閲覧。