ダンカン級戦艦
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ダンカン級戦艦 | |
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写真は「ダンカン(HMS Duncan )」。 | |
基本情報 | |
艦種 | 戦艦 |
建造所 |
レアード社 チャタム工廠 デヴォンポート海軍基地 テムズ鉄工造船所 パルマーズ鉄工造船所 |
運用者 | イギリス海軍 |
建造期間 | 1900年 - 1903年 |
就役期間 | 1903年 - 1917年 |
建造数 | 6 |
前級 | フォーミダブル級 |
次級 | キング・エドワード7世級 |
要目 | |
基準排水量 | 14,000 t |
満載排水量 | 15,000 t |
全長 | 137.3 m |
最大幅 | 23.0 m |
吃水 | 7.8 m |
機関方式 |
ベルヴィール式石炭専焼水管缶24基 +直立型三段膨張式レシプロ機関2基2軸推進 |
出力 | 18,000馬力 |
最大速力 | 19.56ノット (36.23 km/h) |
航続距離 | 6,070海里 (11,240 km)(10ノット時) |
燃料 | 石炭 2,240 t |
乗員 | 720名 |
兵装 |
Mark IX 30.5 cm(40口径)連装砲2基 Mark VII 15.2 cm(45口径)単装速射砲12基 Mark I 7.6 cm(50口径)単装速射砲10基 Mark I 4.7 cm(43口径)単装機砲6基 45.7 cm水中魚雷発射管単装7基 |
装甲 |
舷側:178 mm(水線部) 甲板:76 mm 主砲塔:254 mm(前盾) 司令塔:356 mm(側盾) |
ダンカン級戦艦(英語: Duncan class battleship)は、イギリス海軍が第一次世界大戦前に建造した前弩級戦艦の艦級。
概要
[編集]1898年から1900年の計画によって建造が決定され、1901年に進水、1903年から1904年にかけて相次いで竣工した。設計は高速化したフランス戦艦及びロシアの戦艦「オスリャービャ」に対抗できるように高速軽防御戦艦として設計された。ダンカン、コーンウォリス、エクスマス、ラッセル、アルベマール及びモンテギューなど艦名に提督の名を冠したため、アドミラル型と呼ばれることもある。機関の設計技術が発達したことに伴って高速を発揮することができたことが特徴に挙げられる。
艦歴
[編集]モンタギューは1906年5月30日に座礁して失われたが、残りの艦は第一次世界大戦を戦い、コーンウォリスはドイツ海軍の潜水艦U-32の魚雷攻撃によって撃沈され、ラッセルは機雷に触れて沈んでいる。
生き残った3艦は陳腐化によって1919年から翌年にかけて除籍された。
参考図書
[編集]- 「世界の艦船増刊第30集 イギリス戦艦史」(海人社)