ダンジョンズ・アー・コーリング
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『ダンジョンズ・アー・コーリング』 | ||||
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サヴァタージ の EP | ||||
リリース | ||||
録音 | フロリダ州タンパ モリサウンド・スタジオ[1] | |||
ジャンル | ヘヴィメタル、パワーメタル | |||
レーベル |
コンバット・レコード/ミュージック・フォー・ネイションズ メタル・ブレイド・レコーズ(リイシュー) | |||
プロデュース | ダン・ジョンソン | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
サヴァタージ アルバム 年表 | ||||
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『ダンジョンズ・アー・コーリング』(原題:The Dungeons Are Calling)は、アメリカ合衆国のヘヴィメタル・バンド、サヴァタージが1984年に発表したEP。
解説
[編集]レコーディングはデビュー・アルバム『サイレンズ』と同時期で、両アルバムに収録された計15曲とも、3日間で録音およびミックス・ダウンが終了した[2]。タイトル曲の歌詞はドラッグの恐怖について言及しており、本作のジャケット・デザイン(骸骨と注射器の写真)も、それを反映している[2]。
Geoff Orensはオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け「(同じセッションで録音されたとはいえ)前作『サイレンズ』よりずっとヘヴィな作品」「現代のリスナーの多くにとって、歌詞のトピックは極めて古臭く感じられるかもしれないが、"Midas Knight"や"City Beneath the Surface"といった曲に代表されるように、雷鳴のようなギターやリズム・セクションを擁した眩い音楽は、容易に人を夢中にさせる」と評している[3]。
リイシュー
[編集]1988年には前作『サイレンズ』との2 in 1という形でCD化された[4]。1994年にはメタル・ブレイド・レコーズから単体でCDが発売され、ボーナス・トラックが2曲追加された[5]。また、2002年発売の「シルヴァー・アニヴァーサリー・コレクションズ・エディション」には、1994年盤と異なるボーナス・トラックが追加された[1]。
収録曲
[編集]特記なき楽曲はジョン・オリヴァとクリス・オリヴァの共作。
- ダンジョンズ・アー・コーリング - "The Dungeons Are Calling" (Jon Oliva, Criss Oliva, Keith Collins) - 4:54
- バイ・ザ・グレイス・オブ・ザ・ウィッチ - "By the Grace of the Witch" - 3:14
- ヴィジョンズ - "Visions" - 3:02
- マイダス・ナイト - "Midas Knight" (J. Oliva, C. Oliva, K. Collins) - 4:23
- シティ・ビニース・ザ・サーフェイス - "City Beneath the Surface" - 5:51
- ザ・ウィップ "The Whip" (J. Oliva) - 3:28
1994年再発CDボーナス・トラック
[編集]- ファイティング・フォー・ユア・ラヴ - "Fighting for Your Love" - 3:46
- サイレンズ(ライヴ) - "Sirens (Live)" - 3:22
2002年リマスターCDボーナス・トラック
[編集]- "Metalhead" - 4:46
- "Before I Hang" - 4:12
- "Stranger in the Dark" - 5:01
9.の終了後、10. - 98.の無音トラックを経て99曲目に隠しトラック「Piper Rap」が収録されている[1]。
参加ミュージシャン
[編集]脚注・出典
[編集]- ^ a b c Savatage - The Dungeons Are Calling (Silver Anniversary Collections Edition) (CD) at Discogs - 2002年リマスターCDの情報。
- ^ a b “FAQ - section 2 - the albums - part 1”. savatage.com. 2017年1月17日閲覧。
- ^ Orens, Geoff. “The Dungeons Are Calling - Savatage”. AllMusic. 2017年1月17日閲覧。
- ^ Savatage - Sirens / The Dungeons Are Calling (CD) at Discogs
- ^ Savatage - The Dungeons Are Calling (CD) at Discogs