チェイス・ザ・ドラゴン
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『チェイス・ザ・ドラゴン』 | ||||
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マグナム の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | ロンドン タウンハウス・スタジオ | |||
ジャンル | ハードロック、プログレッシブ・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | ジェット・レコード | |||
プロデュース | ジェフ・グリックスマン | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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マグナム アルバム 年表 | ||||
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『チェイス・ザ・ドラゴン』(Chase the Dragon)は、イングランドのハードロック・バンド、マグナムが1982年に発表した3作目のスタジオ・アルバム。
解説
[編集]新キーボーディストのマーク・スタンウェイを迎えて制作された。収録曲「Sacred Hour」は、クレジット上はトニー・クラーキンが作者となっているが、実際にはスタンウェイの妻がピアノで作ったフレーズが元になっているという[2]。プロデュース及びエンジニアリングは、カンサス等の作品を手掛けたジェフ・グリックスマンによる[3]。
本作よりロドニー・マシューズがマグナムのアルバム・ジャケットを描くようになった。2012年のインタビューによれば、マシューズはマグナムの初期の作品を気に入っており、トニー・クラーキンの手による歌詞を読んでマイケル・ムアコックからの影響を感じたことから、バンドの所属レーベルのジェット・レコードに、自分がムアコックにインスパイアされて描いた絵を送ったという[4]。本作は当初『The Spirit』という仮タイトルが付いていたが、最終的には『Chase the Dragon』に変更された[4]。
全英アルバムチャートでは7週チャート圏内に入って最高17位を記録し、バンド初のトップ20入りを果たした[1]。
2005年にサンクチュアリ・レコードから発売されたリマスターCD(CMQCD1231)には、ボーナス・トラック8曲が追加された。
収録曲
[編集]全曲ともトニー・クラーキン作。
- "Soldier of the Line" – 4:16
- "On the Edge of the World" – 4:22
- "The Spirit" – 4:17
- "Sacred Hour" – 5:35
- "Walking the Straight Line" – 4:53
- "We All Play the Game" – 4:07
- "The Teacher" – 3:21
- "The Lights Burned Out" – 4:32
2005年リマスターCDボーナス・トラック
[編集]- "Back to Earth" (Single A-Side) – 6:17
- "Hold Back Your Love" (Single B-Side) – 4:24
- "Soldier of the Line" (Live) – 3:55
- "Sacred Hour" (Live) – 4:10
- "Long Days, Black Nights" (Single B-Side) – 5:38
- "The Lights Burned Out" (Original Version) – 3:13
- "The Spirit" (Live) – 6:13
- "Soldier of the Line" (Acoustic Version) – 5:10
参加ミュージシャン
[編集]- ボブ・カトレイ - ボーカル
- トニー・クラーキン - ギター、バッキング・ボーカル
- マーク・スタンウェイ - ピアノ、エレクトリックピアノ、ハープシコード、シンセサイザー、オルガン、クラビネット
- ウォリー・ロウ - ベース、バッキング・ボーカル
- ケックス・ゴーリン - ドラムス
脚注
[編集]- ^ a b MAGNUM | Official Charts Company - 「Albums」をクリックすれば表示される - 2015年3月21日閲覧
- ^ Dean, Mark (2012年7月21日). “MARK STANWAY (MAGNUM) Interview at Belfast”. Metal-Rules.com. 2015年3月21日閲覧。
- ^ Jeff Glixman | Credits | AllMusic
- ^ a b Menno von Bruchen Fock (2012年4月). “Magnum Interviews”. Dutch Progressive Rock Page. 2015年3月21日閲覧。