チェチェン共和国内務省附属官庁外警備局民警連隊
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チェチェン共和国内務省附属官庁外警備局民警連隊(полк милиции Управления вневедомственной охраны при МВД ЧР)は、チェチェン共和国内務省の警備部隊。官庁外警備とは、ロシア内務省独特の制度で、国家機関以外の組織から施設警備を請け負う業務であり、しばしば、汚職の源泉ともなっている。
同連隊は、2003年秋、ラムザン・カディロフの私兵から編成された。連隊長は、ラムザン・カディロフの従兄弟のアダム・デリムハノフ(ちなみに、アダムの弟、アリベクはセーヴェル大隊長)。連隊本部は、グロズヌイ市に位置し、グデルメス市、ツェンタロイ(ホシ・ユルト)居住区に分屯地を有している。連隊は、小火器と装甲車両を装備する。
連隊の任務は、チェチェン共和国内の採油、精油施設、石油パイプラインの警備である。連隊の財政は、ロスネフチの子会社であるグロズネフチェガス社が支払っている。