チャプリネス
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チャプリネス(スペイン語: chapulines、複数形:chapulín)はメキシコのオアハカ州などに生息するイナゴの一種(オンブバッタ上科スフェナリウム属)。および、そのイナゴの一種を唐揚げにした料理名[1]。
オアハカ州では大量の採れるため、メキシコ全土に流通している[2]。
ニンニク、乾燥チレとで炒め揚げたものが市販されている[2]。そのまま食する他に、ワカモレに混ぜてトルティーヤやトルティーヤ・チップスと食べる[2]、ケサディーヤに入れる[2]、タコスにする[3]といったように食されている。
チャプリネスを始めとした昆虫食はスペインによるアメリカ大陸の植民地化以前から行われており[2]、現在でも重要なタンパク源となっている[4]。
出典
[編集]- ^ 「メキシコ」『W27 世界のお酒図鑑: 112の国と地域の地酒を酒の雑学・お約束とともに解説』地球の歩き方、2023年、158頁。ISBN 978-4059207276。
- ^ a b c d e 長屋美保 (2013年11月26日). “メキシコ先住民食文化、究極の虫料理”. All About. 2023年7月3日閲覧。
- ^ 「タコスに地方色があるのを知っている?」『ELLE gourmet』No.09、ハースト婦人画報社、2018年、24頁。
- ^ “食料不足を救う可能性のある新食材「パワー小麦粉」の原料とは?”. GIGAZINE (2013年10月13日). 2023年7月3日閲覧。