チャールズ・チバナ
獲得メダル | ||
---|---|---|
チャールズ・チバナ | ||
ブラジル | ||
柔道 | ||
世界団体 | ||
銀 | 2007 北京 | 60kg級 |
銅 | 2008 東京 | 60kg級 |
チャールズ・コシロ・チバナ (シャルレス・シバーナ)(Charles Koshiro Chibana 1989年11月9日- )はブラジル・サンパウロ州サンパウロ出身の日系人柔道選手。階級は66kg級[1][2]。48kg級のガブリエラ・チバナはいとこにあたる[3]。
人物
[編集]柔道は兄の影響で3歳の時に始めた[4]。2007年に北京で開催された世界団体では決勝で日本チームに敗れたものの2位となった。2008年に東京で開催された世界団体では3位だった。2009年からは階級をそれまでの60kg級から66kg級に上げた。しかし、ブラジルのこの階級には世界選手権で2年連続銀メダルを獲得したレアンドロ・クーニャがいたために、ロンドンオリンピックには出場できなかった。2013年には7月のグランドスラム・モスクワを始めとして、国際大会で3度の優勝を飾った。8月には地元で開催された世界選手権に出場して、準決勝では海老沼匡を指導1でリードするものの終盤に合技で逆転負けした。3位決定戦では福岡政章に袖釣込腰を掛けると、それが一旦は一本と判断されるも取り消されて、技ありに訂正された。その後大外刈で逆転の一本負けを喫して5位に終わり、メダルを獲得することが出来なかった[5]。11月のグランドスラム・東京では決勝で高上智史に指導1で敗れた。2014年にはパンナム選手権で優勝すると、世界ランキングの1位に躍り出た[6]。しかし、世界選手権では2回戦で敗れた。2015年のパンアメリカン競技大会では優勝を飾った[1]。2016年のリオデジャネイロオリンピックでは初戦で海老沼に敗れた[1]。
主な戦績
[編集]60kg級での戦績
66kg級での戦績
- 2010年 - ワールドカップ・マイアミ 2位
- 2011年 - ワールドカップ・マイアミ 2位
- 2012年 - グランドスラム・リオデジャネイロ 5位
- 2013年 - パンナムオープン・モンテビデオ 優勝
- 2013年 - パンナムオープン・ブエノスアイレス 2位
- 2013年 - 南米選手権 優勝
- 2013年 - パンナム選手権 3位
- 2013年 - パンナムオープン・サンサルバドル 優勝
- 2013年 - グランドスラム・モスクワ 優勝
- 2013年 - 世界選手権 5位
- 2013年 - グランドスラム・東京 2位
- 2014年 - グランプリ・サムスン 3位
- 2014年 - パンナム選手権 優勝
- 2014年 - グランドスラム・チュメニ 優勝
- 2015年 - パンアメリカン競技大会 優勝
- 2016年 - グランプリ・ハバナ 5位
- 2016年 - パンナム選手権 優勝
- 2016年 - グランドスラム・アブダビ2016 3位
- 2017年 - パンナムオープン・リマ 優勝
- 2017年 - グランドスラム・エカテリンブルグ 2位
- 2018年 - グランプリ・カンクン 3位
(出典[1]、JudoInside.com)
脚注
[編集]外部リンク
[編集]- チャールズ・チバナ - JudoInside.com のプロフィール