チュームーシュ
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チュームーシュ(ギーラキー語: چۊمۊش, čūmūš, chūmūsh)、チャムーシュ / チョムーシュ(ペルシア語: چموش, čamūš or čomūš)は、イラン北西部のカスピ海沿岸、ギーラーン州を中心に住むギーラク人に特有な履物である[1][2]。牛のなめし革を変形させて作り、かかとを持たない[1]。チュームーシュは、暑いときに足を冷やし、寒いときに足を保温することを特長とする[1]。結び紐を有し脚と足の周りを閉じるようにするタイプのチュームーシュを、シェカーレ・チュームーシュと呼ぶ(ペルシア語でシェカールは「狩り」の意)[1]。美しい模様を有したギーラーン地方のチュームーシュはユネスコにより傑作性が認められ、刺繍の施されたチュームーシュ作りの技法(ラシュトの刺繍)はイランの国家文化遺産のリストに登録された[2]。
出典
[編集]- ^ a b c d “آشنایی با هنر چموش دوزی”. بيتوته. 2017年5月12日閲覧。
- ^ a b “رشتی دوزی و چموش دوزی هنرهای بومی استان گیلان”. باشگاه خبرنگاران جوان. young journalists club. 2017年5月12日閲覧。