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チョイロドン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
チョイロドン
Choyrodon
生息年代: 中生代前期白亜紀, Albian
(下)MPC-D 100/801の頭蓋骨、(上)頭蓋骨のスケッチ
(下)MPC-D 100/801の頭蓋骨、(上)頭蓋骨のスケッチ
地質時代
前期白亜紀
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
亜綱 : 双弓亜綱 Diapsida
下綱 : 主竜形下綱 Archosauromorpha
上目 : 恐竜上目 Dinosauria
: 鳥盤目 Ornithischia
階級なし : ゲナサウルス類 Genasauria
新鳥盤類 Neornithischia
角脚類 Cerapoda
亜目 : 鳥脚亜目 Ornithopoda
階級なし : ハドロサウルス型類 Hadrosauriformes
上科 : ハドロサウルス上科 Hadrosauroidea
: チョイロドン属 Choyrodon
学名
Choyrodon
Gates et al., 2018

チョイロドン[1]学名 Choyrodon、「チョイル(発見場所)の歯」の意味)は、モンゴル前期白亜紀アルビアン期のフルン・ドッホ層英語版から発見されたハドロサウルス上科恐竜[2]タイプ種および唯一のチョイロドン・バルスボルディChoyrodon barsboldi[2]属名は地名チョイル古代ギリシャ語を意味する-odonに由来する[2]種小名barsboldi古生物学者リンチェン・バルスボルドへの献名[2]。チョイロドンの標本は、模式標本である部分的な頭蓋骨と頸部肋骨に加え、他に2組の部分的な頭蓋骨とそれぞれに同個体のものである体骨格標本から構成される[2]エオランビア姉妹分類群であることが判明した[2]

フルン・ドッホ層では同じくイグアノドン類であるアルティリヌスが産出している[1]。チョイロドンはMPC-D 100/801ホロタイプ)、MPC-D 100/800、およびMPC-D 100/803の3つの標本が既知である。

脚注

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  1. ^ a b ちょこっと恐竜図鑑 『アルティリヌス』」『広報ながさき』、長崎市、2024年8月1日、2024年9月18日閲覧 
  2. ^ a b c d e f Terry A. Gates; Khishigjav Tsogtbaatar; Lindsay E. Zanno; Tsogtbaatar Chinzorig; Mahito Watabe (2018). “A new iguanodontian (Dinosauria: Ornithopoda) from the Early Cretaceous of Mongolia”. PeerJ 6: e5300. doi:10.7717/peerj.5300. PMC 6078070. PMID 30083450. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6078070/. 

関連項目

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