コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

チョン・ソンテ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
チョン・ソンテ
現地語名 전성태
誕生 1969年(54 - 55歳)
大韓民国の旗 韓国全羅南道高興郡
職業 小説家
言語 韓国語
国籍 大韓民国の旗 韓国
最終学歴 中央大学校
ウィキポータル 文学
テンプレートを表示
チョン・ソンテ
各種表記
ハングル 전성태
漢字 全成太
RR式 Jeon Seongtae
MR式 Chŏn Sŏngt'ae
テンプレートを表示

チョン・ソンテ(全成太、1969年 - )とは、韓国小説家

経歴

[編集]

全羅南道高興郡生まれ。5男1女の6人兄弟の5人目で、幼年期は農業に忙しい親に代わって末っ子を世話したため、9歳にようやく小学校に入学した[1]中央大学校文芸創作学科[2]および同大学院修了。

1994年、農村の若者の半日を風刺的な筆致で描いた短編「鶏追い」で実践文学新人賞を受賞し文壇デビュー[2]。その作品は中学・高校の教科書にも掲載されている。

短編集『狼』で蔡萬植文学賞無影文学賞をダブル受賞したほか[2]、短編集『二度の自画像』で李孝石文学賞を受賞した。2017年には『狼』の英訳がアメリカで刊行されている。

邦訳作品

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 유년시절 고향의 추억들… 전성태 첫 산문집 ‘성태 망태 부리붕태’” (朝鮮語). 국민일보 (2010年7月2日). 2023年2月4日閲覧。
  2. ^ a b c 전성태 - YES24 작가파일”. www.yes24.com. 2023年2月4日閲覧。

参考文献

[編集]
  • Han, Su-yeong, “The Beauty of Memories That Ring Louder Than Brass Bowls”, Literature and Practice, Fall 1999.
  • Yang, Jin-ho, “The Writer Who Has Reached the Forest of Existence”, Literature and Practice, Fall 2005.
  • O, Chang-eun, “The Rediscovery of Asia, and the Expansion of World Order and Subject”, Literature and Practice, Summer 2006.
  • Jeong, Hong-su, “Where is the Other”, Creation and Criticism, Fall 2009.
  • Baek, Ji-yeon, “Introspection into the Awareness and the Public Nature of the Other”, Creation and Criticism, Winter 2009.
  • Hong, Ki-don, “The Path Through Which the Lost Mourner Reaches the Lamad”, Writer’s World, Fall 2010.
  • Baek, Ga-heum, “Author Interview: It is the Age of Jeon Sungtae!”, Writer’s World, Fall 2010.