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チルドレン・オブ・イーサ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
チルドレン・オブ・イーサ
Children of Ether
ジャンル SFファンタジーアドベンチャー
アニメ
原作 ラショーン・トーマス
監督 ラショーン・トーマス
脚本 ラショーン・トーマス、ニコラス・サーケトル
キャラクターデザイン 清水洋
音楽 ミスター・ハドソン英語版
アニメーション制作 Yapiko Animation
製作 crunchyroll
配信サイト crunchyroll
配信期間 2017年7月26日 -
話数 全1話
テンプレート - ノート
プロジェクト アニメ
ポータル アニメ

チルドレン・オブ・イーサ』(Children of Ether)は、アメリカ合衆国短編アニメーション作品。動画配信サービスcrunchyrollにとって初のオリジナルアニメ作品となる[1][2][3]

2017年7月に米国で限定劇場公開された後、ストリーミングサービスで視聴可能となった[1]日本国内での放送・配信は未定[3]

概要

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本作はcrunchyrollが初めてオリジナル作品として作った日米合作アニメで、文明崩壊後のマンハッタンの廃墟を舞台にしたSFアドベンチャー[4]。crunchyrollの依頼で、『キャノン・バスターズ英語版』などを手掛けたアメリカ人クリエイターのラショーン・トーマスが監督を務めた[5][6]

トーマスの推薦により、アニメーション制作は日仏のスタッフから成るYapiko Animationが担当し、スタッフにはキャラクターデザインに『ミチコとハッチン』の清水洋、絵コンテに『ワンパンマン』『スペース☆ダンディ』の夏目真悟作画監督に『ガッチャマン クラウズ』の高橋裕一、アニメーターに『電脳コイル』の磯光雄などが参加している[6][7][8]。オリジナルサウンドトラックの作曲と演奏は英国人ミュージシャンミスター・ハドソン英語版、初期のコンセプトデザインは、米国のコミックアーティスト、ロナルド・ウィンバリー英語版が提供している[7][8]

2017年7月26日に、crunchyroll主催の「crunchyrollムービー・ナイト」シリーズの一環として、メイキング映像が全米300館で劇場公開された[2][4][7]

あらすじ

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暗い過去と不思議な力を持つ女性ロンダが、父親の死後、正体不明の襲撃者に追われる姿を描いている。荒廃したメトロポリスで生き残るため、ロンダは自身の知恵と2人の孤児に助けられながら、襲撃者、ギャング、超自然現象を回避していく。しかし、ロンダは自分の中にある力をの大きさを、まだ理解していない。彼女は友人や敵と出会いながら、自分の中に目覚めたこの力、「The Ether」についての答えを探さなければならない[7][8]

登場人物

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Rhonda
声 - Camille Winbush
Pint
声 - Lola Wayne Villa
Copper
声 - Jaden Michael
Gio
声 - Josh Keaton
Leon
声 - Max Talisman

ほか

スタッフ

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  • 原作・監督:ラショーン・トーマス
  • キャラクターデザイン:清水洋
  • 絵コンテ:夏目真悟
  • 助監督:玉村仁
  • 作画監督:高橋裕一
  • シニアアニメーター:高橋裕一、磯光雄田村篤、アントワーヌ・アンティン、ジェイミー・ヴィッカース
  • アニメーター:セドリック・エロール、アレクサンドル・ウルマン、エディ・メホング、ヤン・ル・ガール
  • ジュニアアニメーター:エティエンヌ・ギニャール、ミリアム・フォーラティ
  • 3Dアニメーター:ジャン=ルイ・ヴァンデストック
  • セットデザイン:ブノワ・マイロション
  • アートディレクション:サイナ・シセ
  • レイアウト:ヤン・ル・ガール
  • チーフカラーリスト:佐々木梓
  • アニメーション制作:Yapiko Animation
  • プロデューサー:ジャン=ルイ・ヴァンデストック、エディ・メホング
  • 制作責任者:セヴリーヌ・ヴァレット、熊田朋子、武川愛理
  • スタジオ(彩色):グラフィニカ
  • スタジオ(撮影):pH studio
  • 翻訳者:熊田朋子、ヤヨイ・ドレイカー
  • オリジナルコンセプトデザイン:ロナルド・ウィンバリー英語版
  • 音楽(作曲・演奏):ミスター・ハドソン英語版
  • 脚本: ラショーン・トーマス、ニコラス・サーケトル(テレプレイ)
  • 追加開発:ブランドン・イーストン

脚注

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  1. ^ a b SAM STONE (2019年7月2日). “Children of Ether: Everything You Need to Know” (英語). CBR.com. 2022年9月22日閲覧。
  2. ^ a b SAMEER RAO (2017年7月25日). “'Children of Ether' Creator LeSean Thomas: Anime Characters of Color are 'A Pretty Big Deal'” (英語). COLORLINES. 2022年9月22日閲覧。
  3. ^ a b TVPaintで作った作品 (Fait avec TVPaint) チルドレン・オブ・イーサ-Children of Ether”. TVPaint (2018年1月4日). 2022年9月22日閲覧。
  4. ^ a b 「コミュニティづくり」に力を注ぐ日本アニメ専門のクランチロール 映画館を活用したリアルイベントも開催”. COURRiER. 講談社 (2017年11月6日). 2022年9月22日閲覧。
  5. ^ Children of Ether (série de LeSean Thomas & Yapiko Animation pour Crunchyroll)”. Catsuka (2016年8月10日). 2022年9月22日閲覧。
  6. ^ a b Ollie Barder (2017年9月26日). “LeSean Thomas On Netflix's Upcoming 'Cannon Busters' And The Creative Cross-Cultural Future Of Anime” (英語). Forbes. https://www.forbes.com/sites/olliebarder/2017/09/26/lesean-thomas-on-netflixs-upcoming-cannon-busters-and-the-creative-cross-cultural-future-of-anime/?sh=1aca94aa1b9e 2022年9月22日閲覧。 
  7. ^ a b c d Crunchyroll, LeSean Thomas' Children of Ether Animation's Teaser Video Posted” (英語). Anime News Network (2017年7月20日). 2022年9月22日閲覧。
  8. ^ a b c LeSean Thomas and Crunchyroll Join Forces for "Children of Ether"” (英語). Crunchyroll (2016年10月7日). 2016年11月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月22日閲覧。

外部リンク

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