河本ほむら
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かわもと ほむら 河本 ほむら | |
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別名義 |
牛乳[1] 一粒苺[2] |
職業 | 漫画原作者 |
活動期間 | 2009年 - |
ジャンル |
少年漫画 青年漫画 |
公式サイト | 基礎力重視 - ウェイバックマシン(2016年5月28日アーカイブ分) |
河本 ほむら(かわもと ほむら)は、漫画原作者。男性[3]。弟は作家の武野光[4]。ほかに牛乳名義[1]、一粒苺名義がある[2]。
来歴
[編集]2009年より牛乳の名義で新都社にてWEB漫画を連載[1]。
2013年にガンガンJOKER(スクウェア・エニックス)の新人漫画賞でネーム部門奨励賞を受賞したことを契機に『賭ケグルイ』で商業誌デビューする[5]。
2022年、一粒苺名義で『ヤングキングラムダ』(少年画報社)にて『シリアルキラー異世界に降り立つ』の連載を開始[6]。2024年、一粒苺名義を河本ほむら名義に改めて[2]、同作の公式スピンオフ『シリアルキラー異世界に降り立つ 異世界バトルロイヤル」を『ヤングキング』(同社)にて連載開始[7]。
作品リスト
[編集]漫画
[編集]連載
[編集]- 賭ケグルイ(作画:尚村透 、2014年 - 、『月刊ガンガンJOKER』、スクウェア・エニックス、既刊18巻)
- 煉獄デッドロール(作画:吉村英明 、2015年 - 2017年、『月刊ドラゴンエイジ』、KADOKAWA、全6巻)
- 異世界法廷 〜反駁の異法弁護士〜(作画:大庭下門、 2016年 - 2018年、『ヤングエース』、KADOKAWA、全3巻)
- 文武両闘 最強才智の育て方(作画:内々けやき、 2017年 - 2018年、『電撃マオウ』、KADOKAWA、全3巻)
- クロノマギア ∞の歯車(作画:東毅、2018年 - 2019年、『週刊少年サンデー』、小学館、全5巻)
- リーガルエッグ(作画:木綿八十子、2020年 - 2021年、『イブニング』、講談社、全3巻)
- グレイテストM 〜偉人麻雀大戦〜(作画:山田秋太郎、2020年 - 2022年、『サンデーうぇぶり』、小学館、全4巻(3巻以降は電子のみ))※武野光との共同原作。水口美香監修。
- 魔女大戦 32人の異才の魔女は殺し合う(作画:塩塚誠、2020年 - 、『月刊コミックゼノン』、コアミックス、既刊10巻)
- 異世界転生者殺し -チートスレイヤー-(作画:山口アキ、2021年7月号、『月刊ドラゴンエイジ』、KADOKAWA) - 1話で連載中止(後述)[9][10]
- 異世界の姫との恋バクチに、人類の存亡がかかってます(作画:ズズ、2021年10月号 - 2023年12月号、『チャンピオンRED』、秋田書店、全3巻)
- 幕末賭博バルバロイ(作画:羽田豊隆、2022年5月20日[11] - 2023年7月28日、『少年ジャンプ+』、集英社、全5巻)
- シリアルキラー異世界に降り立つ(作画:ヒロ、『ヤングキングラムダ』2号[6] - 、既刊4巻)※一粒苺名義[6][2]
- HIGH CARD -♢9 No Mercy(作画:えびも、2022年8月31日[12] - 、『マンガUP!』、スクウェア・エニックス、全3巻)
- 勇者パーティーの荷物持ち(作画:八嶋諒、2022年11月号[13] - 、『月刊ガンガンJOKER』、スクウェア・エニックス、既刊4巻)
- BEYBLADE X(作画:出水ぽすか、2023年6月号別冊付録(プロローグ[14])、2023年7月号(2023年7月号では別冊付録[15]) - 、『月刊コロコロコミック』、小学館)※武野光との共同原作[14]。
読切
[編集]- 善行少女(作画:森田蓮次、『週刊ヤングマガジン』2016年14号、講談社)
- 遊星からの物体C(作画:石松和幸、『月刊ガンガンJOKER』2018年12月号、スクウェア・エニックス)
- 決闘者たち―明日もし君が壊れても―(作画:なだいにし、『ヤングマガジン増刊 カケヒキ』No.1、講談社)[16]
小説
[編集]- レイズ・オン・ファンタジー ギャンブラーは異世界を謳歌する(協力:武野光、2017年、『富士見ファンタジア文庫』、KADOKAWA)
メディアミックス
[編集]- ビルディバイド(2021年、原案)
- HIGH CARD(2022年 - 2023年、TMS・武野光らと共に原作[12])
- BEYBLADE X(テレビアニメ、2023年、武野光・出水ぽすからと共に原作[17])
『異世界転生者殺し-チートスレイヤー-』の連載中止
[編集]『異世界転生者殺し -チートスレイヤー-』は河本ほむら原作、作画山口アキによる異世界ファンタジー漫画。2021年6月9日発売の月刊ドラゴンエイジ7月号に連載された[18]。
チート能力を持つ異世界転生者達は、表では魔王軍と戦う英雄として崇められているが、裏では地位や能力を使い、乱暴狼藉や悪逆非道を働いていた。そんな異世界転生者達に故郷を滅ぼされた主人公が、転生者を憎む謎の魔女と協力して復讐するというストーリーになっている。
第1話は、「ベストナイン」と呼ばれる9人の転生者達によるギルド“神の反逆者”に所属する1人の転生者に、幼馴染を殺害された主人公が「転生者達は前世では陰キャのクズだった」と憎む謎の魔女と協力し、幼馴染を殺害した転生者に復讐を仕掛けるという筋書きになっていた。
しかし、このベストナインと呼ばれる9人の転生者達が人気のライトノベル『ソードアート・オンライン』『Re:ゼロから始める異世界生活』『転生したらスライムだった件』『この素晴らしい世界に祝福を!』『異世界食堂』『幼女戦記』『賢者の孫』『オーバーロード』などのキャラクターに酷似していることと、それらのキャラクターを悪役として描いているなどの批判が起き、炎上状態になった[19][20][21]。特に『この素晴らしい世界に祝福を!』に関しては、同じく月刊ドラゴンエイジにコミカライズ版が連載されている作品であった。
この反響を受け、ドラゴンエイジ編集部が本作を検証したところ、キャラクターの意匠や設定に他作品との類似性があったこと、特定の作品を貶める意図によって描かれた展開や描写があったことを認め、同編集部は2021年6月28日に本作の連載中止を発表した[9]。
本件について原作者の河本ほむらは、配慮を欠いた作品作りを行って連載中止に至ったことを反省していると、謝罪のツイートを行った[10]。
また、ドラゴンエイジ編集部は『転生したらスライムだった件』の作者である伏瀬に、本件について謝罪を申し入れた。伏瀬は謝罪を受けたことを発表し、「パロなどを行うにしてもやり過ぎないように」と苦言を呈した[22]。
本件については、『無職転生』の作者である理不尽な孫の手や、『スクラップド・プリンセス』の作者である榊一郎も言及している[23]。理不尽な孫の手は「他作品のキャラを分かる形で登場させ、悪人に置き換えて下劣な行動をさせるのは一線を越えている」と批判し[24]、榊一郎は人気ライトノベル作品とその読者を共に嘲笑おうとする本作の姿勢と、覚悟もなく根回しせず連載を強行した編集部を批判した[25]。
サブカル専門ライターの河村鳴紘は、本件について編集者を含めた出版関係者に話を聞いた結果、「作品を熟知した上でのリスペクトに欠けるという意見が大勢を占めた」と述べている[21]。またKADOKAWA広報部は河村の取材に対し、発表にある通りの謝罪であることや、ネットの動向を精査・分析した上での判断であると答えた[21]。
またこの騒動は日本国内に留まらずコミック・ブック・リソーシズやOtaku USAなどの海外のアニメメディアでも取り上げられ[26][27][28]、特にコミック・ブック・リソーシズのマイケル・ラーセナはこの騒動により「業界内でどこまでがパロディとして認められ、どこからが著作権侵害や個人攻撃に当たるのかの議論が巻き起こった」と分析している[26]。
河村は本件について、編集部が炎上を考慮した上で連載を決定し、1話公開後のネットの反応から、非を認めた上での謝罪と連載中止を判断したと分析している[21]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c “「賭ケグルイ」特集、神田沙也加×河本ほむら対談 (1/3)”. コミックナタリー. ナターシャ (2015年6月22日). 2016年6月27日閲覧。
- ^ a b c d 「次号予告」『ヤングキング』2024年16号、少年画報社、2024年7月22日、413頁。
- ^ ushimilksanの2016年3月20日のツイート、2016年7月28日閲覧。
- ^ “基礎力重視”. 2016年5月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年6月26日閲覧。
- ^ 増田桃子 (2021年8月20日). “河本ほむらと「賭ケグルイ」 | マンガ原作者のお仕事 第2回”. コミックナタリー. ナターシャ. 2023年8月30日閲覧。
- ^ a b c “ヤングキングからトガった異世界マンガ誌誕生、ハンバーガーちゃんの転生絵日記など”. コミックナタリー. ナターシャ (2022年5月25日). 2024年7月24日閲覧。
- ^ a b “「シリアルキラー異世界に降り立つ」の外伝が開幕、原作者の正体は河本ほむら”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年8月9日). 2024年8月9日閲覧。
- ^ 『月刊ガンガンJOKER』2022年10月号、スクウェア・エニックス、2022年9月22日、ASIN B0BCCZBLG2。目次より。
- ^ a b 『『異世界転生者殺し-チートスレイヤー-』連載中止のお知らせ』(プレスリリース)月刊ドラゴンエイジ公式サイト、2020年6月28日 。2021年6月29日閲覧。
- ^ a b 「河本ほむら氏が原作「異世界転生者殺し」連載中止 意匠、設定など類似性」『日刊スポーツ』日刊スポーツ新聞社、2021年6月29日。2021年6月29日閲覧。
- ^ “「賭ケグルイ」の河本ほむらが原作手がける、幕末ギャンブル譚がジャンプ+で”. コミックナタリー. ナターシャ (2022年5月20日). 2022年8月4日閲覧。
- ^ a b 『オリジナルTVアニメーション『HIGH CARD』2023年1月放送開始!キービジュアルやPVも公開!』(プレスリリース)KADOKAWA、2022年7月6日 。2022年9月27日閲覧。
- ^ “河本ほむら原作の荷物持ちファンタジー&石山諒が描くマンガ家入れ替わりバトル新連載”. コミックナタリー. ナターシャ (2022年10月21日). 2022年10月21日閲覧。
- ^ a b “コロコロに不真面目ヒーロー参上、次号から河本ほむら×武野光×出水ぽすか新連載”. コミックナタリー. ナターシャ (2023年5月15日). 2023年5月15日閲覧。
- ^ “河本ほむら×武野光×出水ぽすかが描くベイブレード新作が開幕!コロコロ付録に掲載”. コミックナタリー. ナターシャ (2023年6月15日). 2023年6月16日閲覧。
- ^ “カイジ:誕生前夜明かされる! 「エスポワール前 カイジ」が「ヤンマガ」新増刊に”. まんたんウェブ. MANTAN (2024年4月22日). 2024年4月22日閲覧。
- ^ “スタッフ&キャスト”. BEYBLADE X TVアニメ 公式サイト. タカラトミー. 2023年9月7日閲覧。
- ^ “調子に乗る転生者を断罪せよ「異世界転生者殺し -チートスレイヤー-」新連載”. コミックナタリー. ナターシャ (2021年6月9日). 2024年7月27日閲覧。
- ^ “『異世界転生者殺し-チートスレイヤー-』連載中止に 他作品を想起させる“悪役転生キャラ”が物議かもす”. ねとらぼ (2021年6月28日). 2021年6月30日閲覧。
- ^ “キャラ酷似で炎上の『チートスレイヤー』連載中止で物議…「当然の判断」「パロディ許されない風潮怖い」と賛否”. 日刊サイゾー (2021年6月29日). 2021年6月30日閲覧。
- ^ a b c d 河村鳴紘 (2021年6月30日). “「異世界転生者殺し」連載中止の意味 パロディーの許容範囲は”. Yahoo!ニュース. 2021年6月30日閲覧。
- ^ “『転スラ』作者が連載中止の『チートスレイヤー』に苦言。「パロなどを行うにしてもやり過ぎないように」”. ハフポスト (2021年6月29日). 2021年6月30日閲覧。
- ^ “人気“なろう系”をコケにして大炎上…『チートスレイヤー』が1話で打ち切りに”. exciteニュース(まいじつ) (2021年6月30日). 2021年8月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月13日閲覧。
- ^ Magote_rihujinの2021年6月29日のツイート、2021年7月9日閲覧。
- ^ ichiro_sakakiの2021年6月28日のツイート、2021年7月9日閲覧。
- ^ a b Lacerna, Michael (2021年6月29日). “Kakegurui Writer Apologizes for Canceled Isekai Parody” (英語). CBR. 2021年7月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月21日閲覧。
- ^ Donohoo, Timothy (2021年7月1日). “Kakegurui Creator's Canceled Isekai Parody Walked a Very Fine Line” (英語). CBR. 2021年7月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月21日閲覧。
- ^ Dennison, Kara (2021年6月30日). “Could Cheat Slayer Have Survived? 3 Ways It Could Have Gone Better” (英語). Otaku USA Magazine. 2021年6月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月21日閲覧。
外部リンク
[編集]- 基礎力重視 - ウェイバックマシン(2016年5月28日アーカイブ分)
- 河本ほむら (@ushimilksan) - X(旧Twitter)