ティオンヴィル - アパク線
ティオンヴィル - アパク線 | |
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基本情報 | |
国 | フランス |
路線記号 | 178 000 |
路線番号 | 692(ドイツ鉄道) |
運営者 | フランス国鉄 (SNCF) |
路線諸元 | |
路線距離 | 22 km |
軌間 | 1435 mm |
線路数 | 複線 |
複線区間 | 全区間 |
電化区間 | 全区間 |
最高速度 | 120 km/h |
停車場・施設・接続路線 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ティオンヴィル - アパク線 (フランス語: Ligne de Thionville à Apach) はグラン・テスト地域圏モゼル県ティオンヴィルとアパクにおけるフランス=ドイツ国境線を結ぶ鉄道路線である。国境からモーゼル鉄道が上モーゼル地方に伸びる。
歴史
[編集]1878年5月15日エーラング - ディーデンホーフェン(現在ティオンヴィル)間は大砲鉄道(Kannonenbahn)の一部としてドイツ帝国の軍事戦略目的で開通された[1]。ディーデンホーフェンからシアク境界線までの22 km区間は1873年に許可された、エルザス=ロートリンゲン管理局の区間であった[2]。
1919年ドイツ帝国鉄道の管理局はアルザス=ロレーヌ鉄道(Administration des chemins de fer d’Alsace et de Lorraine, AL)に移管されて、1938年フランス国営鉄道が発足しALの路線網を引き受けた。
第二次世界大戦の終戦後、モーゼル線のザール保護領区間はほかのザールラント鉄道から隔離されたので、SNCFがこの路線もネニヒ - ペアル区間も運営することとなった。1957年ザールラント州がドイツ連邦共和国に復帰して、SNCFの運営区間はこの路線に制限された。電車線は1960年すでに備えられた。
2008年夏の時刻表変更の際に国際旅客列車運行が14年以上の期間経過後、休日のみに再開された。2013年12月にティオンヴィル - アパク区間の列車運行はバス代行に変更された。
運行形態
[編集]- 快速列車(TER): メス - ティオンヴィル - ペアル - コンツ中駅 - トリーア。一日2往復(休日のみ)。
2011年以来ドイツ鉄道の185形機関車およびフランス鉄道のBB37000機関車が主に貨物輸送を担当して、メス、トリアー、ケルン方面に通行する。
参考文献
[編集]- Jean Buchmann; Hean-Marc Dupuy; Andreas Knipping; Hans-Jürgen Wenzel (2021) (ドイツ語). Eisenbahngeschichte Elsass-Lothringen. Freiburg: EK-Verlag. ISBN 978-3-8446-6429-4
- Otto Föhlinger (1897) (ドイツ語). Geschichte der Eisenbahnen in Elsass-Lothringen und ihres Transport-Verkehres. Strassburg: Heitz & Mündel
外部リンク
[編集]- 路線経路・主要施設・許容速度: OpenRailwayMap
脚注
[編集]- ^ “Verein Deutscher Eisenbahn-Verwaltungen (Officielle Anzeige)” (ドイツ語). Zeitung des Vereins Deutscher Eisenbahn-Verwaltungen (Nr. 36): p. 490. (1878年5月10日)
- ^ Otto Föhlinger (1897) p. 136