ティベリアのシナゴーグ
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ティベリアのシナゴーグでは、パレスチナのガリラヤ地方(イスラエルが占領中)のティベリア旧市街にあるシナゴーグについて扱う。これら、18世紀から19世紀にさかのぼるシナゴーグは以下の通りである[1][2]。
- アブー・アルアーフィヤ・シナゴーグ、またはエツ・ハイム・シナゴーグ。1742年にラビ・ハイム・アブー・アルアーフィヤにより、かつてのシナゴーグの跡地に建てられた。ラビ・アブー・アルアーフィヤはガリラヤの統治者ザーヒル・アル=ウマルの招きにより、イスタンブールからティベリアに1740年に移住してきた。ラビ・アブー・アルアーフィヤが建てたシナゴーグは現存している。ただし1759年の近東地震と、1837年のガリラヤ地震、そして1934年の大洪水の後、それぞれ大きな補修を経ている。
- カルリン・ストリン・シナゴーグ。19世紀半ばに聖地にたどり着き、ティベリア、ヘブロン、サフェドに定着したカルリン・ストリン・ハシディムグループにより建てられた。1786年にヴィーツェプスク出身のメナヘム・メンデルにより建てられ、1837年のガリラヤ地震により破壊されたシナゴーグの跡地に1869年に再建されたものである。
- ハバド・ルバヴィッチ・シナゴーグ
- エル・セノル・セファルディック・シナゴーグ。現在は屋根も損なわれた廃墟
- 北アフリカ様式シナゴーグ
脚注
[編集]- ^ The Jews in Palestine in the eighteenth century: under the patronage of the Istanbul Committee of Officials for Palestine, By Y. Barnay, Translated by Naomi Goldblum University of Alabama Press, 1992, p. 15, 16
- ^ "The Jews: their history, culture, and religion" Louis Finkelstein, Edition: 3, Harper, New York, 1960, p. 659