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ティモ・ソイニ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ティモ・ソイニ
Timo Juhani Soini
ティモ・ソイニ(2015年)
生年月日 (1962-03-30) 1962年3月30日(62歳)
出生地  フィンランド
トゥルク・ポリ州 ラウマ
出身校 ヘルシンキ大学
所属政党 青の改革英語版(2017年 - )
真のフィンランド人(1995年 - 2017年)
フィンランド田園党( - 1995年)
称号 修士(社会科学
公式サイト timosoini.fi

内閣 ユハ・シピラ
在任期間 2015年5月29日 - 2017年6月28日

内閣 ユハ・シピラ
在任期間 2015年5月29日 - 2019年6月9日

選挙区 ウーシマー県
当選回数 2回
在任期間 2011年4月20日 - 2019年4月16日
大統領 タルヤ・ハロネン(2011年 - 2012年)
サウリ・ニーニスト(2012年 - 2019年)

当選回数 1回
在任期間 2009年7月13日 - 2011年4月19日

フィンランドの旗 エドゥスクンタ議員
選挙区 ウーシマー県
当選回数 2回
在任期間 2003年3月19日 - 2009年7月13日
大統領 タルヤ・ハロネン
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ティモ・ユハニ・ソイニTimo Juhani Soini1962年3月30日 - )は、フィンランド政治家保守政党真のフィンランド人」の設立者・元党首。

2000年エスポー市議会議員、2003年に国会(エドゥスクンタ)議員にそれぞれ当選。2009年の欧州議会議員選挙でフィンランドにおける最高得票率(約10%)を獲得し当選、「真のフィンランド人」初の欧州議会議員となった[1]2011年まで在職したのち、2015年にフィンランドの副首相兼外務大臣に就任。副首相は2017年まで、外務大臣は2019年まで務めた。欧州懐疑主義者としても知られる[1]

来歴

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フィンランド西岸の都市ラウマ出身。1981年から1982年まで食品会社に勤務の後、翌年から1992年までは青年組織の事務局長兼議長を務める。この間ヘルシンキ大学に学び、1988年には修士号(社会科学)を取得した。フィンランド田園党の事務局長を1992年から1995年の解党まで務め、1995年に「真のフィンランド人」が設立されると入党し、1997年にはライモ・ヴィストバッカの後任として議長に就く。

2006年大統領選挙に「真のフィンランド人」から出馬、第1回投票で事前の世論調査を上回る3.4%の得票率を得るも、8名の立候補者のうち4位に終わる(当選者は社会民主党タルヤ・ハロネン)。

2015年4月19日に行われたフィンランド議会選挙で「真のフィンランド人」は38議席を獲得し、第2党に浮上した[2]。選挙後、ユハ・シピラ政権に入閣し、外相兼副首相に就任[3]。与党となるのは初めてである[3]

2017年3月、同年6月に真のフィンランド人の党首を辞任すると表明[4]。後任の党首にユッシ・ハッラアホ英語版が選出され、シピラ政権と真のフィンランド人との連立が解消されると、ソイニは党を割って新たなグループを作り、政権に留まると表明。彼は他の離党議員と共に党から追放された[5]

発言

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  • 「良いポピュリズムと悪いポピュリズムがある(2018年2月21日、日本を来訪した際の記者会見で、欧州政治の現状についての発言。さらに、悪いポピュリズムの典型としてフランス国民戦線マリーヌ・ル・ペン党首を挙げている)[6]
  • 「(胸に手を当て)心の中に(同日の記者会見で、「ムーミン谷はどこか」と聞かれた時の発言)[7][8][9]

脚注

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  1. ^ a b [1]
  2. ^ フィンランド総選挙、野党勝利で政権交代へ エヌ・エヌ・エー 2015年7月16日閲覧
  3. ^ a b 新首相にシピラ氏『読売新聞』2015年6月1日付朝刊、4面
  4. ^ (英語)“Soini announces he will not continue at Finns Party helm”. UUTISET. (2017年3月5日). https://yle.fi/uutiset/osasto/news/soini_announces_he_will_not_continue_at_finns_party_helm/9492639 2018年6月30日閲覧。 
  5. ^ (フィンランド語)“Jussi Halla-aho hämmentävän viikon jälkeen: ”Ystävyyssuhteet kovalla koetuksella””. Ilta-Sanomat. (2017年6月16日). https://www.is.fi/kotimaa/art-2000005258005.html 2018年6月30日閲覧。 
  6. ^ “「良い」「悪い」がある=フィンランド外相、欧州ポピュリズムに持論”. 時事通信社. (2018年2月21日). https://web.archive.org/web/20180630133158/https://www.jiji.com/jc/article?k=2018022101023&g=pol 2018年6月30日閲覧。 
  7. ^ ソイニ外務大臣の初来日が成功裏に終了”. フィンランド外務省 (2018年2月22日). 2018年6月30日閲覧。
  8. ^ 生田綾 (2018年2月21日). “ムーミン谷、どこに? ⇒フィンランド外相の回答が胸熱すぎる”. ハフポスト. https://www.huffingtonpost.jp/entry/moomin_jp_5c5d6077e4b0974f75b1fd7d 2018年6月30日閲覧。 
  9. ^ “センター試験の「ムーミン問題」がついに決着 フィンランド外相が満点解答”. 産経WEST. (2018年2月22日). https://www.sankei.com/politics/news/180222/plt1802220007-n1.html 2018年6月30日閲覧。 

関連項目

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