ティロタマ・ショーム
ティロタマ・ショーム Tillotama Shome | |||||||||
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別名義 | Tilotama Shome | ||||||||
生年月日 | 1979年6月25日(45歳) | ||||||||
出生地 | インド 西ベンガル州コルカタ | ||||||||
職業 | 女優 | ||||||||
活動期間 | 2001年-現在 | ||||||||
配偶者 | クナール・ロス(2015年-現在) | ||||||||
主な作品 | |||||||||
『あなたの名前を呼べたなら』 | |||||||||
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ティロタマ・ショーム(Tillotama Shome、1979年6月25日[1] - )は、インドの女優。『あなたの名前を呼べたなら』の演技でフィルムフェア賞 審査員選出女優賞を受賞している。
生い立ち
[編集]アヌパムとバーイサキー・ショームの娘としてコルカタで生まれ[2]、父がインド空軍の軍人だったため幼少期は各地を転々とした[3]。デリーのレディ・シュリ・ラーム・カレッジに進学し、アルヴィンド・ガウルが主催する劇団「アスミタ劇場」に参加した[4]。2004年秋にニューヨークに留学し、ニューヨーク大学で演劇教育の修士課程を修了後は同地で社会活動に従事し、2008年5月に帰国してムンバイに移住した[5]。ニューヨークでは刑務所で服役する殺人犯たちに演劇を指導する活動を行っていた[6][7]。
キャリア
[編集]2001年にミーラー・ナーイルの『モンスーン・ウェディング』で映画デビューし[8]、2004年にフローリアン・ガレンベルガーの『Shadows of Time』に出演した。インドに帰国後の2008年にクレア・マッカーシーの『The Waiting City』で修道女を演じた[6]。マハシュウェタ・デヴィの小説を原作とした『Gangor』ではソーシャルワーカーを演じている[9]。2012年にカウシク・ムカルジーの『Tasher Desh』に出演し[10]、同年にディバーカル・バナルジーの『Shanghai』にも出演している。Rediff.comは『Shanghai』での演技を「ショームはヒンディー語映画で今年最も胸を打つ演技を見せた」と批評している[11]。2013年に出演した『Qissa』では男性として育てられた女性を演じ、アブダビ映画祭のニュー・ホライズン部門女優賞を受賞するなど高い評価を受けた[12]。
私生活
[編集]2015年にジャヤー・バッチャンの甥であるクナール・ロスと結婚した[13][14]。
フィルモグラフィー
[編集]映画
[編集]- モンスーン・ウェディング(2001年)
- Butterfly(2003年)
- Shadows of Time(2004年)
- Long After(2006年)
- Little Box of Sweets(2006年)
- Zamir and Preeti: A Love Story(2009年)
- Clap Clap(2009年)
- Boond(2009年)
- The Waiting City(2009年)
- Futurestates(2010年)
- Gangor(2010年)
- Turning 30(2011年)
- Shanghai(2012年)
- Tasher Desh(2012年)
- Sahasi Chori(2013年)
- Aatma - Feel It Around You(2013年)
- Qissa(2013年)
- Sold(2014年)
- Children of War(2014年)[15]
- Monsoon Baby(2014年)
- The Letters(2014年)
- Nayantara's Necklace(2015年)
- Love Shots(2016年)
- Budhia Singh – Born to Run(2016年)
- Union Leader(2017年)
- ヒンディー・ミディアム(2017年)
- A Death in the Gunj(2017年)
- The Song of Scorpions(2017年)
- Kadvi Hawa(2017年)
- あなたの名前を呼べたなら(2018年)
- Mentalhood(2019年)
- Raahgir - The Wayfarers(2019年)
- イングリッシュ・ミディアム(2020年)
- Chintu Ka Birthday(2020年)
- Deep6(2021年)
- 慕情のアンソロジー2(2023年)
- The Fable(2024年)
テレビシリーズ
[編集]- Futurestates(2010年)
- Monsoon Baby(2014年)
- Love Shots(2016年)
- Mentalhood(2020年)
- デリー凶悪事件(2022年)
- The Night Manager(2023年)
- トゥース・フェアリー 〜恋のヒト噛み〜(2023年)
受賞歴
[編集]年 | 部門 | 作品 | 結果 | 出典 |
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フィルムフェア賞 | ||||
2018年 | 助演女優賞 | 『A Death in the Gunj』 | ノミネート | [16] |
2021年 | 審査員選出女優賞 | 『あなたの名前を呼べたなら』 | 受賞 | [17] |
フィルムフェアOTT賞 | ||||
2023年 | ドラマシリーズ助演女優賞 | 『The Night Manager』 | ノミネート | [18][19] |
『デリー凶悪事件』 | 受賞 | |||
FOIオンライン賞 | ||||
2018年 | 助演女優賞 | 『A Death in the Gunj』 | ノミネート | [20] |
アンサンブル演技賞 | 受賞 | |||
2021年 | 主演女優賞 | 『あなたの名前を呼べたなら』 | [21] | |
インディアン・フィルム・フェスティバル・メルボルン | ||||
2018年 | 主演女優賞 | 『あなたの名前を呼べたなら』 | ノミネート | |
2023年 | ドラマシリーズ主演女優賞 | 『デリー凶悪事件』 |
出典
[編集]- ^ Sana Farzeen (29 June 2023). “Tillotama Shome says she faced many moments of 'deep despair' in career: 'I became bitter, angry and cynical'”. The Indian Express. 6 July 2023閲覧。
- ^ “The Accidental Actor: Tillotama Shome”. Man's World (30 November 2022). 5 July 2023時点のオリジナルよりアーカイブ。5 July 2023閲覧。
- ^ “Social Media Star of The Week: Tillotama Shome” (英語). Hindustan Times (2023年1月13日). 8 July 2023時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月8日閲覧。
- ^ “Alice in thunderland | Culture”. Times Crest (9 June 2012). 26 June 2013閲覧。
- ^ “Masala is in Mumbai”. Mumbai Mirror. 26 July 2012時点のオリジナルよりアーカイブ。18 May 2008閲覧。
- ^ a b “I just want to act: Tillotama Shome – Entertainment – DNA”. Dnaindia.com. 26 June 2013閲覧。
- ^ “Not Just the 'Monsoon Wedding' Girl – Grazia India”. Grazia.co.in (1 January 1970). 23 May 2016時点のオリジナルよりアーカイブ。26 June 2013閲覧。
- ^ Das, Garima (27 June 2023). “Tillotama Shome: In My Career Of 20 Years I Got Very Little Work But Didn't Give Up”. Outlook. オリジナルの28 June 2023時点におけるアーカイブ。 5 July 2023閲覧。
- ^ “Alice of Monsoon Wedding is back”. Indian Express (2 December 2010). 26 June 2013閲覧。
- ^ Priyanka Dasgupta (25 November 2011). “I did sword fighting in Tasher Desh: Tillotama Shome – Times Of India”. Articles.timesofindia.indiatimes.com. 26 June 2013閲覧。
- ^ “Ten Most Memorable Movie Moments of 2012 – Rediff.com Movies”. Rediff.com (2 January 2013). 26 June 2013閲覧。
- ^ “Archive”. 2 November 2013時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年2月20日閲覧。
- ^ “Tillotama Shome is related to Amitabh Bachchan, Jaya Bachchan and the rest of the Bachchan family. Here's how”. GQ (2023年7月3日). 2024年6月16日閲覧。
- ^ “Bachchan family attends Tillotama Shome's wedding ceremony” (4 April 2015). 2024年6月16日閲覧。
- ^ “Actress Tillotama Shome to feature next in Children of War”. IANS. news.biharprabha.com. 15 February 2014閲覧。
- ^ “63rd Jio Filmfare Awards 2018 Nominations” (18 January 2018). 2024年6月16日閲覧。
- ^ “66th Vimal Elaichi Filmfare Awards 2021: Complete Winners' List”. The Times of India (28 March 2021). 31 March 2021時点のオリジナルよりアーカイブ。7 April 2021閲覧。
- ^ “Nominations for the Filmfare OTT Awards 2023: Full List Out” (英語) (November 23, 2023). November 23, 2023閲覧。
- ^ “Winners Of The Filmfare OTT Awards 2023: Full List Out” (英語) (November 27, 2023). November 27, 2023閲覧。
- ^ “3rd FOI Online Awards” (英語). 2024年6月16日閲覧。
- ^ “6th FOI Online Awards” (英語). 2024年6月16日閲覧。