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テイコプラニン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テイコプラニン
IUPAC命名法による物質名
臨床データ
販売名 Targocid
Drugs.com 国別販売名(英語)
International Drug Names
胎児危険度分類
法的規制
薬物動態データ
生物学的利用能90% (given IM)
血漿タンパク結合90% to 95%
代謝Nil
半減期70 to 100 hours
排泄Renal (97% unchanged)
データベースID
CAS番号
61036-62-2 チェック
ATCコード J01XA02 (WHO)
PubChem CID: 16129712
DrugBank DB06149 チェック
ChemSpider 16736197 チェック
UNII 4U3D3YY81M チェック
KEGG D02142  チェック
ChEMBL CHEMBL415428 ×
NIAID ChemDB 007693
化学的データ
化学式Variable
分子量1564.3 to 1907.7 g/mol
テンプレートを表示

テイコプラニンTeicoplanin:TEIC) は抗菌薬の一つ。

概要

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メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症に有効とされている抗生物質、細胞壁合成阻害薬である[1]

内耳に作用があり難聴症状のある患者には禁忌

アルブミン結合率(血漿タンパク結合)が 90%以上と非常に高い薬剤であり、ワルファリン等を服用中に併用した場合、その作用を変化させてしまう可能性がある[2]

高齢者では血漿アルブミンが減少していることが多いため、遊離の薬物の血中濃度が高くなるおそれがある[3]

脚注

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出典
  1. ^ DRUG:テイコプラニン”. GenomeNet. 2021年6月7日閲覧。
  2. ^ 中野貴文, 中村智美, 仲村佳彦, 入江圭一, 佐藤啓介, 松尾宏一, 今給黎修, 緒方憲太郎, 三島健一, 神村英利「テイコプラニン併用がワルファリン服用感染症患者のPT-INRに及ぼす影響」『薬学雑誌』第137巻第7号、日本薬学会、2017年7月、909-916頁、doi:10.1248/yakushi.17-00023ISSN 00316903PMID 28674307CRID 1390282681193957248 
  3. ^ 「ワルファリンカリウム顆粒」(説明書) (PDF)

関連項目

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