テキサスロングホーン
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テキサスロングホーン(英語: Texas longhorn)は、特徴のある角で知られている牛の品種のひとつである。角は雄雌に関係なく全体で170~200cmくらいで、大きなものでは3mに達する。角の先端はわずかに上向きになるか、三重にねじれる。17世紀後半にメキシコからテキサスに持ち込まれた牛が野生化し、バイソンなどの在来種を押しのけて繁殖した。イングランドの北部原産のロングホーン種とは異なる品種である。
身体・特徴
[編集]テキサスロングホーンは肉用種で、その肉には脂肪が少なく、低コレステロールと低カロリーに特徴がある。毛色はオレンジが多いが、糟毛、赤毛など様々で、むしろ多様なことに特徴がある。性質は穏やかであり、テキサスではしばしば乗牛用として飼育されている。
その他
[編集]テキサスロングホーンはテキサス州フォートワース市の公式シンボルで、同市は「牛の町」と呼ばれている。
また、テキサス大学オースティン校のマスコットでもあり、同大学のスポーツ・チームは、この牛に因んでロングホーンズ(Longhorns)と呼ばれる。スクールカラーの白と焦げたオレンジは、この牛の色彩から。大学のマスコットにBevoという名前のテキサスロングホーン牛がいる。
プロレスラーのスタン・ハンセンの決めポーズ(右手を牛の角の形にして突き上げる)の名前としても使われている。