テッサ・トンプソン
テッサ・トンプソン Tessa Thompson | |
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2019年 | |
生年月日 | 1983年10月3日(41歳) |
出生地 | アメリカ合衆国・カリフォルニア州ロサンゼルス |
職業 | 女優、ミュージシャン |
活動期間 | 2002年 - |
主な作品 | |
映画 『クリード』シリーズ 『マイティ・ソー』シリーズ 『ホワイト・ボイス』 『アナイアレイション -全滅領域-』 『アベンジャーズ/エンドゲーム』 『メン・イン・ブラック:インターナショナル』 『わんわん物語』 テレビドラマ 『ウエストワールド』 |
テッサ・トンプソン(Tessa Thompson, 1983年10月3日 - )は、アメリカ合衆国の女優、ミュージシャン。
生い立ち
[編集]カリフォルニア州ロサンゼルスに生まれ、休暇中はバンド、チョコレート・ジーニアスに所属するシンガーソングライターの父マーク・アンソニー・トンプソンの住むニューヨークで過ごして育つ[1]。サンタモニカカレッジで文化人類学を学んだ[2]。
キャリア
[編集]俳優として
[編集]サンタモニカカレッジ在学中の2002年、『テンペスト』で初舞台に立ち、2003年には南北戦争前のニューオーリンズを舞台にした『ロミオとジュリエット』に出演しNAACPシアター・アワードにノミネートされた[2]。
2005年にはCBSドラマ『コールドケース 迷宮事件簿』で初めてテレビに出演し、レギュラー出演した『ヴェロニカ・マーズ』で広く知られるようになる。続いて『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』『HEROES』『プライベート・プラクティス 迷えるオトナたち』などにゲスト出演した[2][3]。
2010年、タイラー・ペリーが監督した戯曲の映画化『For Colored Girls』に自ら働きかけて出演を果たした[2]。2014年にはともに高く評価された『ディア・ホワイト・ピープル』『グローリー/明日への行進』に[4]、2015年からは『ロッキー』のスピンオフである『クリード』シリーズに出演している[3]。
2017年、マーベル映画の人気シリーズ『マイティ・ソー バトルロイヤル』に勝気な女戦士ヴァルキリー役で出演し、注目を集めた。
2019年、次世代のリーダーとして5月27日号のTIME(タイム)誌の表紙を飾った[5]。
音楽活動
[編集]エレクトロ・バンドCaught a Ghostで音楽制作に携わっており、主演した映画『ディア・ホワイト・ピープル』には楽曲も提供している[4]。
私生活
[編集]「男性にも女性にも惹かれる」とバイセクシャルであることを公言しており、公に交際を認めてはいないものの女性歌手ジャネール・モネイとは「深く愛し合っている」としている[6]。『マイティ・ソー バトルロイヤル』で演じたヴァルキリーも、本編からバイセクシャルであると分かるシーンがカットされたものの、MCU初のセクシャル・マイノリティのキャラクターという設定である[7]。
フィルモグラフィー
[編集]映画
[編集]年 | 題名 | 役名 | 備考 | 吹き替え |
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2006 | ストレンジャー・コール When a Stranger Calls |
スカーレット | 赤池裕美子 | |
2008 | メイク・イット・ハプン! Make it Happen |
ダナ | 宮本茉奈 | |
愛人契約 The Human Contract |
ウェイトレス | (吹き替え版なし) | ||
2010 | Everyday Black Man |
Claire | — | |
リバイブ -死者蘇生- Exquisite Corpse |
リズ | (吹き替え版なし) | ||
For Colored Girls |
Nyla Adrose | — | ||
2014 | ディア・ホワイト・ピープル Dear White People |
サム・ワイト | (吹き替え版なし) | |
Grantham & Rose |
Wallis | 兼製作補 | — | |
グローリー/明日への行進 Selma |
ダイアン・ナッシュ | 森千晃 | ||
2015 | The Grand Romantic |
Cindy | 短編映画 | — |
クリード チャンプを継ぐ男 Creed |
ビアンカ | 東條加那子[8] | ||
2016 | バッドガイズ!! War on Everyone |
ジャッキー・ホリス | 平井まみ | |
2017 | マイティ・ソー バトルロイヤル Thor: Ragnarok |
ヴァルキリー | 沢城みゆき[9] | |
2018 | ホワイト・ボイス Sorry to Bother You |
デトロイト | ||
アナイアレイション -全滅領域- Annihilation |
ジョシー・ラデク | 木下紗華 | ||
ヘヴィ・ドライヴ Little Woods |
オリー | 兼製作総指揮 | (吹き替え版なし) | |
クリード 炎の宿敵 Creed II |
ビアンカ | 東條加那子 | ||
2019 | アベンジャーズ/エンドゲーム Avengers: Endgame |
ヴァルキリー | 沢城みゆき[10] | |
メン・イン・ブラック:インターナショナル Men in Black: International |
エージェントM | 今田美桜[11] | ||
ビトウィーン・トゥ・ファーンズ: ザ・ムービー Between Two Ferns: The Movie |
本人役 | Netflixオリジナル作品 | 沢城みゆき | |
わんわん物語 Lady and the Tramp |
レディ | Disney+オリジナル作品 声の出演 |
行成とあ | |
2020 | シルヴィ 〜恋のメロディ〜 Sylvie's Love |
シルヴィ・ファレル | 兼製作総指揮 | 小林沙苗 |
2021 | PASSING -白い黒人- Passing |
アイリーン・レッドフィールド | (吹き替え版なし) | |
2022 | ソー:ラブ&サンダー Thor: Love and Thunder |
ヴァルキリー | 沢城みゆき[12] | |
The Listener |
ベス | 兼製作 | — | |
2023 | クリード 過去の逆襲 Creed III |
ビアンカ | 東條加那子 | |
マーベルズ The Marvels |
ヴァルキリー | 沢城みゆき |
テレビ
[編集]年 | 題名 | 役名 | 備考 | 吹替 |
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2005 | コールドケース 迷宮事件簿 Cold Case |
ヴィルヘルミナ・“ビリー”・ドーセット | 第2シーズン第22話「トラック」 | 朴璐美 |
2005-2006 | ヴェロニカ・マーズ Veronica Mars |
ジャッキー・クック | シーズン2: メインキャスト 計12話出演 |
橘凜 |
2006 | グレイズ・アナトミー 恋の解剖学 Grey's Anatomy |
カミール・トラヴィス | 第2シーズン第26話「闘うか、逃げるか」 第2シーズン第27話「愛を選ぶとき」 |
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2007 | Hidden Palms |
Nikki Barnes | メインキャスト 計7話出演 | |
2008 | Life 真実へのパズル Life |
リザ | 第2シーズン第12話「抜け穴」 | |
2009 | メンタル:癒しのカルテ Mental |
レイニー・ジェファーソン | 第11話「戦場に眠る記憶」 | |
プライベート・プラクティス 迷えるオトナたち Private Practice |
ゾーイ・サルター | 第2シーズン第22話「幸せの行方」 第3シーズン第5話「もう一つの犠牲」 | ||
HEROES/ヒーローズ Heroes |
レベッカ・テイラー | 計3話出演 | ||
スリー・リバーズ 〜命をつなぐ熱き医師たち Three Rivers |
ペネロープ・カルケル | 計1話出演 | ||
2010-2011 | デトロイト 1-8-7 Detroit 1-8-7 |
ローレン・ワシントン | 計3話出演 | |
2011 | OFF THE MAP 〜オフ・ザ・マップ Off the Map |
シドニー | 計1話出演 | |
リゾーリ&アイルズ ヒロインたちの捜査線 Rizzoli & Isles |
アンナ・ファレルFBI捜査官 | 第2シーズン第12話「弟」 | 木下紗華 | |
2012-2013 | 666 パーク・アベニュー NYの悪夢 666 Park Avenue |
サーシャ・ドーラン | 計5話出演 | |
2016- | ウエストワールド Westworld |
シャーロット・ヘイル | メインキャスト 計18話出演 |
村中知 |
2018 | 親愛なる白人様 Dear White People |
リッキー・カーター | 第2シーズン第5話「第5章」 第2シーズン第10話「第10章」 |
石井未紗 |
TBA | His & Hers |
兼製作総指揮 Netflixミニシリーズ |
出典
[編集]- ^ Kai (2014年5月5日). “[EXCLUSIVE] Tessa Thompson on varied dreams and effecting change”. Embrace You Magazine 2015年7月18日閲覧。
- ^ a b c d Behrens, Deborah (2012年7月11日). “Tessa Thompson Returns to Shakespeare as Rosalind”. @ This Stage (LA Stage Alliance) 2015年7月18日閲覧。
- ^ a b Zakarin, Jordan (2014年12月30日). “Tessa Thompson on 'Selma,' 'Dear White People,' and Her Breakthrough Year”. Yahoo! Movies (Yahoo!) 2015年7月18日閲覧。
- ^ a b Grigg-Spall, Holly (2015年3月24日). “Tessa Thompson”. Issue 2015年7月18日閲覧。
- ^ Dockterman, Eliana. “Tessa Thompson Is the Superhero Hollywood Has Been Waiting For”. TIME.com. 2019年6月10日閲覧。
- ^ Net-A-Porter. “Tessa Thompson models the season's statement pieces in #PorterEdit”. NET-A-PORTER. 2019年5月12日閲覧。
- ^ “映画『アベンジャーズ』のマーベル・スタジオ、セクシャル・マイノリティ(LGBTQ)のキャラクターを登場させる方針明かす”. THE RIVER (2018年6月27日). 2019年5月12日閲覧。
- ^ “クリード チャンプを継ぐ男”. ワーナー公式. 2021年8月24日閲覧。
- ^ “マイティ・ソー バトルロイヤル”. ふきカエル大作戦!! (2017年11月3日). 2021年8月24日閲覧。
- ^ “アベンジャーズ/エンドゲーム”. ふきカエル大作戦!! (2019年5月9日). 2021年8月24日閲覧。
- ^ “メン・イン・ブラック:インターナショナル”. ふきカエル大作戦!! (2019年6月14日). 2021年8月24日閲覧。
- ^ “ソー:ラブ&サンダー -日本語吹き替え版”. ふきカエル大作戦!! (2022年7月8日). 2022年7月8日閲覧。
外部リンク
[編集]- テッサ・トンプソン - allcinema
- テッサ・トンプソン - KINENOTE
- Tessa Thompson - IMDb
- Tessa Thompson (@TessaThompson_x) - X(旧Twitter)
- Tessa Thompson (@tessamaethompson) - Instagram