テナー・マッドネス
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『テナー・マッドネス』 | |
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ソニー・ロリンズ の スタジオ・アルバム | |
リリース | |
録音 | 1956年5月24日 ニュージャージー州 |
ジャンル | ジャズ |
時間 | |
レーベル | プレスティッジ・レコード |
プロデュース | ボブ・ウェインストック |
専門評論家によるレビュー | |
テナー・マッドネス(Tenor Madness)は、ジャズ・サックス奏者ソニー・ロリンズが1956年に制作・発表したアルバム。
解説
[編集]マイルス・デイヴィスの第一期クインテットのメンバーと共に制作したアルバム。本作レコーディングのわずか13日前、マイルスのクインテットは有名な「マラソン・セッション」を行い、1日で10曲以上録音したばかりだった。各メンバーとも、とても乗っていた時期の演奏と言える。なお、ドラマーのフィリー・ジョー・ジョーンズとは、翌年にもアルバム『ニュークス・タイム』で共演した。
「テナー・マッドネス」は、ブルースの形式を取り入れ、各メンバーのソロを前面に押し出した曲で、当時やはりマイルスのクインテットに在籍していたジョン・コルトレーンがゲスト参加。ロリンズとコルトレーンは、担当楽器が同じテナー・サックスということもあって共演の機会は少なく、公式なレコーディングではこの曲だけなので、貴重なセッションとされる。
収録曲
[編集]- テナー・マッドネス - Tenor Madness(Sonny Rollins)
- 恋人が行ってしまったら - When Your Lover Has Gone(Einar A. Swan)
- ポールズ・パル - Paul's Pal(S. Rollins)
- マイ・レヴェリー - My Reverie(Claude Debussy, Larry Clinton)
- 世界一美しい娘 - The Most Beautiful Girl In The World(Lorenz Hart, Richard Rodgers)
演奏メンバー
[編集]- ソニー・ロリンズ - テナー・サックス
- ジョン・コルトレーン - テナー・サックス(on 1.)
- レッド・ガーランド - ピアノ
- ポール・チェンバース - ベース
- フィリー・ジョー・ジョーンズ - ドラム