テレスコープアレイ実験
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テレスコープアレイ実験(テレスコープアレイじっけん、英語:telescope array、略称:TA)またはテレスコープアレイ計画(テレスコープアレイけいかく)とは、超高エネルギー宇宙線を高精度で検出するための実験計画のことである。
アメリカ合衆国ユタ州ミラード郡の700km2の範囲に507台のシンチレーション検出器を設置、その周囲3箇所に大気蛍光を検出するための反射望遠鏡(大気蛍光望遠鏡[1])が計38基ずつ設置された。2008年より観測を継続しており, 現在検出面積をおよそ4倍まで拡張する計画が進行中である。
出典
[編集]- 福島正己「宇宙線エネルギーの限界を探る : Telescope Array(宇宙線望遠鏡)の建設が始まる」 ・『日本物理学会誌』 2005年 60巻 1号 p.20 - 27, doi:10.11316/butsuri1946.60.20 - 日本物理学会
脚注
[編集]- ^ 藤井俊博、「大気蛍光望遠鏡による極高エネルギー宇宙線スペクトルの研究』 『日本物理学会講演概要集』 2018年 73.1巻, セッションID:25aK405-3, p.482-483, doi:10.11316/jpsgaiyo.73.1.0_482, 日本物理学会
外部リンク
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