コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

テレンス・トランメル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テレンス・トラメルから転送)
テレンス・トランメル Portal:陸上競技
選手情報
フルネーム テレンス・R・トランメル
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
種目 110mハードル
生年月日 (1978-11-23) 1978年11月23日(46歳)
生誕地 ジョージア州アトランタ
身長 188cm
体重 84kg
自己ベスト 110mH : 12秒95 (2007年)
獲得メダル
陸上競技
オリンピック
2000 シドニー 110mハードル
2004 アテネ 110mハードル
世界選手権
2003 パリ 110mハードル
2007 大阪 110mハードル
2009 ベルリン 110mハードル
編集 テンプレートのヘルプを表示する

テレンス・トランメル (Terrence R. Trammell、1978年11月23日 - )は、アメリカ合衆国陸上競技選手である。オリンピックの男子110mハードル2000年2004年と2大会連続で銀メダルを獲得した。彼は、2002年まで1996年アトランタオリンピックの金メダリストであるアレン・ジョンソン(アメリカ)の練習パートナーであった。

経歴

[編集]

サウスカロライナ大学在学中より頭角を現し、1999年ユニバーシアードでは110mハードル、4×100mリレーで二冠に輝く。

翌年の2000年シドニーオリンピックではトレーニングパートナーのオリンピック覇者アレン・ジョンソンらとともに110mハードルのアメリカ代表に選出され、本番でも銀メダルを獲得した[1]

2001年世界選手権こそ準決勝で敗退したが、2003年世界選手権2004年アテネオリンピックでも銀メダルを獲得。

悲願の優勝を目指し出場した2007年世界選手権では得意のスタートを活かし前半リードしながらも、後半当時世界記録保持者の劉翔中国)に逆転されまたもや銀メダルに終わった。

彼の特徴はハードル選手としては最速ともいえるスピードである[2]。ハードリングは荒削りながら非常にパワフルな走りをする選手である。

趣味はレースのビデオを見ることや陸上競技の歴史を研究することという専らの陸上人間である。

主な実績

[編集]
大会 場所 種目 結果 記録
2000 オリンピック シドニーオーストラリア 110mハードル 2位 13秒16
2001 世界室内選手権 リスボンポルトガル 60mハードル 1位 7秒51
2001 IAAFグランプリファイナル メルボルンオーストラリア 110mハードル 7位 14秒17
2003 世界選手権 パリフランス 110mハードル 2位 13秒20
2003 IAAFワールドアスレチックファイナル モンテカルロモナコ 110mハードル 2位 13秒17
2004 オリンピック アテネギリシャ 110mハードル 2位 13秒18
2005 世界選手権 ヘルシンキフィンランド 110mハードル 5位 13秒20
2005 IAAFワールドアスレチックファイナル モンテカルロモナコ 110mハードル 3位 13秒17
2006 世界室内選手権 モスクワロシア 60m 3位 6秒54
2006 世界室内選手権 モスクワロシア 60mハードル 1位 7秒43
2006 IAAFワールドアスレチックファイナル シュトゥットガルトドイツ 110mハードル 4位 13秒22
2007 世界選手権 大阪日本 110mハードル 2位 12秒99
2007 IAAFワールドアスレチックファイナル シュトゥットガルトドイツ 110mハードル 3位 13秒15
2009 世界選手権 ベルリンドイツ 110mハードル 2位 13秒15
2010 世界室内選手権 ドーハカタール 60mハードル 2位 7秒36

自己ベスト

[編集]
  • 100m - 10秒04 (2000年6月2日)
  • 110mハードル - 12秒95 (2007年6月2日)

脚注

[編集]
  1. ^ 優勝はアニエル・ガルシアキューバ)。
  2. ^ 100mの自己ベストが10秒04であるほか、室内種目の自己ベストは60mが6秒45(世界歴代5位)、60mハードルが7秒36(世界歴代3位)である。

外部リンク

[編集]