ディアボリック (アニメ)
表示
ディアボリック(Diabolik)は、アメリカ合衆国とフランスとイタリアによる共同制作の同名の怪盗をベースとしたテレビアニメ。ヨーロッパでは1999年5月5日から2001年1月1日までFox Kidsで放送された[1][2]。2001年にディズニーがFox Kids World Wideを買収された際、本作の所有権はディズニーが取得している[3][4]。サバン・エンターテイメントの名前も含まれている[5]。アメリカ合衆国では共同制作のみで、テレビ放送自体が無かった[6]。
アニメーション制作はサバン・エンターテイメントの意向により、フランスのサバン・インターナショナル・パリ(現:シップ・アニメーション)と日本の葦プロダクションの共同[7]。葦プロは日本国内での放送権を取得しているが、日本ではテレビ放送されていないことが確認されている[7]。ブルーノ・ビアンキによれば、葦プロは韓国の下請けに仕事を任せ、実際の制作には関わっていないとされる[7]。韓国のセロム・アニメーションが製作協力に関わっている。
この作品は、凶悪泥棒犯のディアボリックと相棒のノヴァがギンコ警部に指名手配で逮捕されるのを防ぎながら、犯罪組織ブラザーフッドとボスのデーンと戦う姿を描いている。
登場人物
[編集]空白の部分は不明もしくは非公表の声優。
キャラクター | フランス版声優 | イタリア版声優[8] | アメリカ版声優 |
---|---|---|---|
ディアボリック | ピエール・フランソス・ピストリオ | クラウディオ・モニータ シモーネ・ダンドレア(大人) |
スティーヴン・ボガート |
エヴァ・カント | ブランチェ・ラバレック | ソニア・マッツァ | メーガン・ファーレンボック |
ダン | バーナード・ウォーリンガー | マルコ・バルツァロッティ パトリジオ・プラタ |
ウェイン・ベスト |
ギンコ警部 | マルコ・バルヴィ | グラハム・ハーレイ | |
グラファム | エンゾ・タラシオ | デニス・アキヤマ | |
キング(王様) | ゲイリー・クラフォード | ||
ナオミ | エルダ・オリヴィエリ | ジュリー・レミュー | |
ミッキー | ジャネット・レイン・グリーン | ||
バンデラス | ディエゴ・サブレ | ディエゴ・マタモロス | |
ラナバローニャ | マリー・クリスティーン・ダラー | アリソン・セアリー・スミス | |
ダゲット | ジャンルカ・イアコノ | ジェシー・コリーンズ | |
レオノフ | オリヴェロ・コルベッタ | ダン・シャメロイ | |
コレン | マイケル・ランポート | ||
ユーコ | ジャン・ルーク |
エピソード
[編集]通算 話数 | タイトル | 放送日 [9] |
---|---|---|
1 | "For Old Times Sake" | 2000年9月7日 |
2 | "Under the North Pole" | 2000年9月9日 |
3 | "Chinese Puzzle Box" | 2000年9月10日 |
4 | "Sea of Gold" | 2000年9月16日 |
5 | "King's Legacy" | 2000年9月17日 |
6 | "Honor Student" | 2000年9月23日 |
7 | "Track of the Panther" | 2000年9月24日 |
8 | "Panther Uncaged" | 2000年9月30日 |
9 | "The Mole" | 2000年10月1日 |
10 | "A Sporting Chance" | 2000年10月7日 |
11 | "Target: Diabolik" | 2000年10月8日 |
12 | "Hot Threads" | 2000年10月14日 |
13 | "Tokyo Conspiracy" | 2000年10月15日 |
14 | "Rust in Peace" | 2000年10月21日 |
15 | "Triple Play" | 2000年10月22日 |
16 | "Merchant of Menace" | 2000年10月28日 |
17 | "Question of Survival" | 2000年10月29日 |
18 | "Her Father's Daughter" | 2000年11月4日 |
19 | "Memories" | 2000年11月5日 |
20 | "Lost City" | 2000年11月11日 |
21 | "Eye of Storm" | 2000年11月12日 |
22 | "Lights! Camera! Diabolik!" | 2000年11月18日 |
23 | "Hide and Seek" | 2000年11月19日 |
24 | "Ultimate Security" | 2000年11月25日 |
25 | "Crowning Glory" | 2000年11月26日 |
26 | "The Kindness of Strangers" | 2000年11月27日 |
27 | "Redline: Diabolik" | 2000年11月28日 |
28 | "The Wrong Side of the Tracks" | 2000年11月28日 |
29 | "Master Plan" | 2000年12月3日 |
30 | "Partners" | 2000年12月16日 |
31 | "The Thief who stole Tomorrow" | 2000年12月23日 |
32 | "The Detective's Obsession" | 2000年12月24日 |
33 | "Strange Alliance" | 2000年12月30日 |
34 | "Daggers And Swords" | 2000年12月31日 |
35 | "Rainbow Warriors" | 2001年1月13 |
36 | "From the Depths" | 2001年1月14日 |
37 | "Kid's Stuff" | 2001年1月20日 |
38 | "Future Imperfect" | 2001年1月27日 |
39 | "Final Justice: Part 1" | 2001年1月27日 |
40 | "Final Justice: Part 2" | 2001年1月28日 |
脚注
[編集]- ^ Scott Roxborough (20 February 2014). “21st Century Fox's Sky Deutschland Greenlights Superhero Series 'Diabolik'”. The Hoolywood Reporter. 2024年2月25日閲覧。
- ^ Nick Vivarelli (February 20, 2014). “Rupert Murdoch's European Payboxes Join Forces on 'Diabolik' TV Drama Series”. Variety. 2024年2月25日閲覧。
- ^ “U.S. Copyright Public Records System”. 2024年2月25日閲覧。
- ^ “Liste - BVS Entertainment | Séries”. 2024年2月25日閲覧。
- ^ TV World. Alain-Charles Pub.. (1997). pp. 16 2024年2月25日閲覧。
- ^ Gerard Raiti (July 1, 1999). “Comics to Animation: What's Coming Next?”. AWN. 2024年2月25日閲覧。
- ^ a b c “フランス、スペインのアニメーション市場 視察報告書” (PDF). 一般財団法人 デジタルコンテンツ協会. 2010年6月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年5月24日閲覧。
- ^ Antonio Genna. “Diabolik: Track of the Panther”. Il mondo dei doppiatori. 2024年2月25日閲覧。
- ^ “I cartoni di Diabolik” (Italian). Diabolikclub. 2024年2月25日閲覧。