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ディアーディアー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ディアーディアー
監督 菊地健雄
脚本 杉原憲明
出演者 中村ゆり
斉藤陽一郎
桐生コウジ
音楽 岡田拓郎
主題歌 森は生きている「気まぐれな朝」
撮影 佐々木靖之
編集 山崎梓
公開 日本の旗 2015年10月24日
上映時間 107分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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ディアーディアー』は、2015年の日本のドラマ映画。菊地健雄の初長編監督作品である[1]中村ゆり斉藤陽一郎桐生コウジが主演を務める[2]。菊地の出身地である栃木県足利市を舞台としている[3]

第39回モントリオール世界映画祭にて上映される[4]。日本では、2015年10月24日より一般公開される[5]

あらすじ

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足利市内のとある工場がショッピングモール建設のために立ち退き請求されている。その工場主は危篤状態にあり、長男が跡継ぎに控え、請求を拒絶している。この工場主一家各々の心には、「リョウモウシカ」なる鹿の発見とその失敗をめぐる暗い過去がまとわりついている。

父の危篤の報せを聞いて、離婚係争中の長女と精神を患う次男が帰省し、長女の元恋人・西野や次男の旧友・畠中などの地元の人たちとまた一悶着を起こす。

キャスト

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評価

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  • (2015年公開映画ベストテンの次点に挙げた)[6]蓮實重彦「いさぎよい演出には驚嘆する。(中略) あと10分短ければ傑作になりえたであろう」[7]

備考

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同年に公開された、茨城県水戸市を舞台とした『ローリング』や群馬県を舞台とした『お盆の弟』などと「北関東三部作」と呼ばれることもあったという[8]

脚注

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  1. ^ 菊地健雄監督「ディアーディアー」イベントに黒沢清、横浜聡子、三宅唱ら登壇決定”. ナタリー (2015年10月19日). 2015年10月24日閲覧。
  2. ^ 『ディアーディアー』中村ゆり&斉藤陽一郎&桐生コウジ インタビュー”. SUBPOKKE (2015年10月15日). 2015年10月24日閲覧。
  3. ^ 『ディアーディアー』菊地健雄監督インタビュー”. LOAD SHOW (2015年10月22日). 2015年10月24日閲覧。
  4. ^ 菊地健雄監督デビュー作「ディアーディアー」、モントリオール出品決定”. 映画.com (2015年7月2日). 2015年10月24日閲覧。
  5. ^ 中村ゆり、主演映画で女優魂アピール「ラブシーンは生々しく」”. サンケイスポーツ (2015年10月24日). 2015年10月24日閲覧。
  6. ^ シネマアラウンド
  7. ^ 公式HP
  8. ^ http://subpokke.net/archives/5512 サブポッケ、主演三人へのインタビューにて、桐生コウジの発言より]

外部リンク

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