ディオ〜唱聖に捧ぐ
表示
『ディオ〜唱聖に捧ぐ』 | ||||
---|---|---|---|---|
ヨルン の トリビュート・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
デンマーク Jailhouse Studios[2] ノルウェー Mediamaker Studio, The Bedroom and Ocean Studio[2] | |||
ジャンル | ヘヴィメタル、ハードロック | |||
レーベル |
フロンティアーズ・レコード アヴァロン・レーベル | |||
プロデュース | ヨルン・ランデ | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
| ||||
チャート最高順位 | ||||
| ||||
ヨルン アルバム 年表 | ||||
|
『ディオ〜唱聖に捧ぐ』(原題:Dio)は、ノルウェーのヴォーカリストであるヨルン・ランデが率いるプロジェクト、ヨルンが2010年に発表したアルバム。ロニー・ジェイムズ・ディオに捧げるトリビュート・アルバムとして発表された[5]。ランデが作詞・作曲した新曲「ソングス・フォー・ロニー・ジェイムズ」と、ロニー・ジェイムズ・ディオがレインボー、ブラック・サバス、ディオで歌唱してきた楽曲のカヴァーが収録されている。「ソングス・フォー・ロニー・ジェイムズ」は、ミュージック・ビデオも制作された[1]。
背景
[編集]ヨルン・ランデは、2006年から本作収録曲の一部をレコーディングしており、2007年発表のカヴァー・アルバム『Unlocking the Past』に、ブラック・サバスの2曲をメドレーにしたカヴァー「孤独の定め/レターズ・フロム・アース」とレインボーのカヴァー「キル・ザ・キング」を収録した[6]。ただし、本作の「孤独の定め/レターズ・フロム・アース」は再録音されたヴァージョンを使用している。そして、2008年10月から11月にも何曲かを録音して、2009年にはオリジナル曲「ソングス・フォー・ロニー・ジェイムズ」等をレコーディングした[1]。
しかし、アルバム発表前の2010年5月16日にディオが死去。それから1カ月半後の7月2日に本作がヨーロッパで発表されると、「ディオが死去したばかりであることを利用した」と批判されたこともあったが、ランデはそれに対して反論し、ディオの生前からレコーディングが進められていたことを明かした[1]。
収録曲
[編集]- ソング・フォー・ロニー・ジェイムズ - "Song for Ronnie James" - 8:06
- 本作のために作られたオリジナル曲。
- インビジブル - "Invisible" - 5:19
- ディオのアルバム『情念の炎〜ホーリィ・ダイヴァー』(1983年)収録曲。
- シェイム・オン・ザ・ナイト - "Shame on the Night" - 5:21
- アルバム『情念の炎〜ホーリィ・ダイヴァー』収録曲。
- プッシュ - "Push" - 3:59
- ディオのアルバム『キリング・ザ・ドラゴン』(2002年)収録曲。
- スタンド・アップ・アンド・シャウト - "Stand Up and Shout" - 3:21
- アルバム『情念の炎〜ホーリィ・ダイヴァー』収録曲。
- ドント・トーク・トゥ・ストレンジャー - "Don't Talk to Strangers" - 4:55
- アルバム『情念の炎〜ホーリィ・ダイヴァー』収録曲。
- ロード・オブ・ザ・ラスト・デイ - "Lord of the Last Day" - 4:51
- ディオのアルバム『マジカ』(2000年)収録曲。
- ナイト・ピープル - "Night People" - 4:25
- ディオのアルバム『ドリーム・イーヴル』(1987年)収録曲。
- セイクレッド・ハート - "Sacred Heart" - 6:24
- ディオのアルバム『セイクレッド・ハート』(1985年)収録曲。
- サンセット・スーパーマン - "Sunset Superman" - 4:53
- アルバム『ドリーム・イーヴル』収録曲。
- 孤独の定め/レターズ・フロム・アース - "Lonely Is the Word / Letters from Earth (2010 Version)" - 5:25
- ブラック・サバスのアルバム『ヘヴン&ヘル』(1980年)と『ディヒューマナイザー』(1992年)収録曲のメドレー。
- キル・ザ・キング - "Kill the King" - 4:02
- ストレイト・スルー・ザ・ハート(ライヴ) - "Straight Through the Heart (live)" - 5:00
- アルバム『情念の炎〜ホーリィ・ダイヴァー』収録曲。
日本盤ボーナス・トラック
[編集]- エジプト - "Egypt (The Chains Are on)" - 6:45
- ディオのアルバム『ラスト・イン・ライン』(1984年)収録曲。
参加ミュージシャン
[編集]- ヨルン・ランデ - ボーカル
- トーレ・セント・モーレン - ギター
- イゴール・ギアノラ - ギター
- トール・エリク・マイアー - ギター
- ニック・アンギレリ - ベース
- ウィリー・ベンディクセン - ドラムス
アディショナル・ミュージシャン
- トミー・ハンセン - キーボード
- ヨルン・ヴィッゴ・ロフスタッド - ギター(on 11. 12. 13.)
- Espen Mjøen - ベース(on 1. 11.)
- スタイナール・クロクモ - ベース(on 12.)
- スティアン・クリストファーセン - ドラムス(on 12.)
- ロニー・テグナー - キーボード(on 12.)
脚注
[編集]- ^ a b c d JORN LANDE Says He's Not Cashing In On RONNIE JAMES DIO's Recent Passing - Blabbermouth.net - 2014年1月30日閲覧
- ^ a b CD英文ブックレット
- ^ norwegiancharts.com - Jorn - Dio
- ^ swedishcharts.com - Jorn - Dio
- ^ 日本盤CD(MICP-10931)帯
- ^ Unlocking the Past - Jorn : Songs, Reviews, Credits, Awards : AllMusic