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ディディエ・ギヨーム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ディディエ・ギヨーム
Didier Guillaume
生年月日 (1959-05-11) 1959年5月11日(65歳)
出生地 ドローム県ブール=ド=ペアージュ英語版, フランスの旗 フランス
前職 フランス農業・食料主権大臣
所属政党 社会党(PS)

在任期間 2024年9月2日 -
モナコ公 アルベール2世

内閣 第2次エドゥアール・フィリップ内閣
在任期間 2018年10月16日 - 2020年7月6日
大統領 エマニュエル・マクロン

選挙区 ドローム県選挙区
在任期間 2008年10月1日 - 2018年11月16日
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ディディエ・ギヨーム: Didier Guillaume, 1959年5月11日 - )は、フランスの政治家。2024年からモナコ公国国務大臣(首相格)を務めている。2018年から2020年まで、同国農業・食料主権大臣を歴任[1]。2004年から2018年まではドローム県上院議員、2014年から2018年まで社会党党首も兼任。

2024年にはアルベール2世からモナコ国務大臣に任命された[2]

来歴

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元々は財務省官僚として勤務していた[3]。1981年にフランソワ・ミッテランの大統領選挙活動を支援した事を皮切りにギヨームの政治活動は活発化する。1983年にはブール=ド=ペアージュ英語版市議会議員に選出される。1998年から2015年までドローム県評議会議長を務めた。

2008年にギヨームは元老院議員に選出され、2011年から2014年まで、ジャン=ピエール・ベル議長の主宰の下で元老院副議長を務める。2014年総選挙で社会党が過半数を獲得したため、社会党党首を兼任することになった。

2015年の元老院補選で共和党に敗北後、ドローム県評議会議長の座から退任。2017年の大統領選挙の社会党の予備選挙で、マヌエル・ヴァルズの選挙活動の支援団体責任者として支えた[4]

ステファン・トラベール英語版の後任として、2018年から2020年までエドゥアール・フィリップ政権下でマクロン大統領から農業・食料主権大臣に任ぜられる。就任後の会見で、食料政策に対して迅速な対応を行うことを公約とした[5]。2020年、共にフィリップ内閣の構成員であるジャン=バティスト・ルモインを相手にビアリッツ市長に立候補すると述べたが、両者は選挙前に立候補を撤回。同年にCOVID-19が発生した最中、ギヨームは外国人労働者が減少したため、失業した市民に農業生産に加わるように声明を出した結果、当時のフランス失業者50,000人が賛同している[6]

2024年6月10日、モナコ公国国務大臣を務めるピエール・ダルトゥの後任として、9月2日から次期モナコ公国国務大臣に任命されることが発表された[7]

脚注

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  1. ^ France’s new faces: who to watch in Macron’s revamped cabinet”. Financial Times. 2024年9月1日閲覧。
  2. ^ Didier Guillaume, ancien ministre de l’Agriculture français, devient ministre d’État de Monaco”. lefigaro. 2024年9月2日閲覧。
  3. ^ Salon de l'agriculture - Didier Guillaume : Vaches, vin et terroirs”. 2024年9月1日閲覧。
  4. ^ Primaire à gauche : Valls présente son QG et son état-major de campagne” (フランス語). Les Échos (2016年12月14日). 2024年9月1日閲覧。
  5. ^ Le vrai pouvoir des lobbys” (フランス語). Le Figaro (2018年11月16日). 2024年9月1日閲覧。
  6. ^ lire en ligne”. 2024年9月1日閲覧。
  7. ^ Monaco : l'ancien ministre Didier Guillaume dirigera le gouvernement” (フランス語). Le Figaro (2024年6月10日). 2024年9月1日閲覧。
先代
ピエール・ダルトゥ
モナコ公国国務大臣
第26代:2024年 -
次代
(現職)