ディネ・カレッジ
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モットー | The Higher Education Institution of the Navajo |
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種別 | 部族大学(Tribal College) |
設立年 | 1968年 |
学長 | Dr. Charles “Monty” Roessel [1] |
学生総数 | 2,000 |
所在地 |
アメリカ合衆国 アリゾナ州Tsaile |
マスコット | Warrior |
公式サイト | Diné College |
ディネ・カレッジ (Diné College) は、アメリカ合衆国アリゾナ州、ニューメキシコ州、ユタ州にまたがるナバホ・ネイションに位置する2年制のコミュニティ・カレッジ。ナバホ族の人々を対象とした部族大学である。
ディネとは、ナバホ族による自称を示す言葉である。
歴史
[編集]1968年、ラフロック・コミュニティ・スクール(英語: Rough Rock Community School) にナバホ・コミュニティ・カレッジ (Navajo Community College)として開校。アメリカ先住民の理念に基づいた部族大学の建学第1号であった[2]。翌年の1969年にはTsaile[訳語疑問点]に移転した。
1997年、大学名をナバホ・コミュニティ・カレッジ から ディネ・カレッジ (Diné College) に改称した。
2011年5月21日、女子アーチェリー部が合衆国全国大会で優勝した[3]。
キャンパス
[編集]メインキャンパスであるTsaile キャンパスを含めて合計8か所にキャンパスを持っている。そのうち5か所がアリゾナ州、2か所はニューメキシコ州に位置している。
プログラム
[編集]- The Center for Diné Studies(ナバホ族研究センター)
- Uranium Education Program(ウラン教育プログラム、シップロックキャンパス)
- Institute for Integrated Rural Development (IIRD)(総合農村開発研究所)
学位取得課程
[編集]- コンピューター科学
- 環境学
- 生物
- 一般科学
- 医療
- 数学
- 物理
- 公衆衛生
- 社会公衆衛生
- 環境公衆衛生
- 応用科学短期大学士(Associate of Applied Science;AAS)
- 企業経営
- コンピューターサイエンス
- 事務
関連項目
[編集]- American Indian College Fund (AICF) 奨学制度
参照
[編集]- ^ “Office of the President”. dinecollege.edu. 2017年5月11日閲覧。
- ^ 根元慎太郎「1970年代のアメリカ先住民高等教育の改革 : 1978年の「部族大学法」の制定過程と運用に関しての諸問題」『立教アメリカン・スタディーズ』第36巻、立教大学アメリカ研究所、2014年3月、93-114頁、doi:10.14992/00009788、NAID 120005467509、2023年1月11日閲覧。
- ^ “US Intercollegiate Archery Championships”. 2011年7月1日閲覧。
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- ナバホ族研究センター Center for Diné Studies(ウェイバックマシン、2012年11月1日) - http://www.dinecollege.edu/cds/ [リンク切れ] 、2017年5月11日閲覧。
- ウラン教育プログラム Uranium Education Program(ウェイバックマシン、2005年1月24日) - https://web.archive.org/web/20050124111922/http://shiprock.dinecollege.edu/Dept/MathNatSci/uep_index.htm 、2017年5月11日閲覧。