デイヴィッド・ラッセル
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デイヴィッド・ラッセル(David Russell, 1953年6月1日 - )[1][2][3]は、イギリス出身のギター奏者。
グラスゴーの生まれ。幼少期はメノルカ島に住み、アンドレス・セゴビアらのギターのレコードに親しむ。16歳の時にロンドンに戻ってロンドン王立音楽院でヘクター・クインにギターを学び、在学中にジュリアン・ブリーム賞を二度受賞した[4]。1974年の音楽院卒業時にレイフ・ヴォーン・ウィリアムズ・トラストから奨学金を受け、スペインのホセ・トーマスの下で研鑽を積んだ。1975年にはホセ・ラミレス国際ギター・コンクールで優勝し、その後はアンドレス・セゴビア国際ギター・コンクールやフランシスコ・タルレガ国際ギター・コンクールなどにも入賞を果たした。1980年代後半以降はスペインのビゴを拠点に演奏活動を展開する。2014年にアリゾナ大学から音楽の名誉博士号を授与された[5]。