デキシーズ・ミッドナイト・ランナーズ
Dexys | |
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Dexys at Cambridge Corn Exchange in 2012 | |
基本情報 | |
別名 |
Dexys Midnight Runners The Emerald Express |
出身地 | Birmingham, England |
ジャンル |
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活動期間 | 1978–1986, 2003–present |
レーベル | |
共同作業者 |
The Killjoys The Bureau The Blue Ox Babes The TKO Horns |
公式サイト |
dexysonline |
メンバー |
Kevin Rowland Jim Paterson Helen O'Hara Lucy Morgan Sean Read Michael Timothy Andy Hobson Robert Taylor Mark Kavuma |
デキシーズ・ミッドナイト・ランナーズ(Dexys Midnight Runners)は、1978年に結成されたイギリス、バーミンガム出身のブルー・アイド・ソウル・バンドである。リーダーのケヴィン・ローランドが主導権を握ったバンドであり、アルバムごとに制作する音楽を変更し、1980年代中盤までメンバーチェンジを繰り返した。1978年から1986年に活動し一度解散。2003年に再結成され、デキシーズ(The Dexys)と言う名で活動している。代表作は1982年の『カモン・アイリーン』。
経歴
[編集]1978年、バンドはケヴィン・ローランドとケヴィン・アーチャーによりイギリス・バーミンガムにて結成。名前はリクレーショナル・ ドラッグとして使用されたアンフェタミンの商品名「デキセドリン」にちなんでいる[3]。
1982年6月にマーキュリー・レコードから発売した[4]『カモン・アイリーン』は1980年の『Geno』(Late Night Feelings/EMI)に続き全英1位を獲得、さらに翌1983年、全米1位を獲得する大ヒットとなり、彼らの代表曲となった。この曲はケヴィン・ローランドとギターのビリー・アダムス、トロンボーンのビッグ・ジミー・パターソンとの共作であり、バンドはバイオリンのヘレン・オハラ、ビオラのポール・スピアーズなどのストリングスセクションを加え、バンジョーやフィドルを使用したケルティック風のサウンドとなっている。この時の彼らのファッションは、皮のベストにバンダナ、ダンガリーにサンダルというスタイルであった。1983年にこの『カモン・アイリーン』はブリット・アワード最優秀楽曲賞(Song of the Year)を受賞している。
『カモン・アイリーン』のヒット以降テレビ出演やライブツアーが続いたが、ツアー終了後バンドはローランド、オハラ、アダムスのコアメンバー3名に戻る[5] が、1987年に解散[6]。
ローランドはその後ソロ活動を行なうも、薬物中毒とメンタル問題に加え、個人的財政破綻などの問題をかかえた。ローランドはその間も活動を継続し、2003年にバンドを再結成。『Let's Make This Precious: The Best of Dexys Midnight Runners』をEMIから発売、ツアーも成功させる。2011年にバンド名を正式にデキシーズ(The Dexys)とし、2012年に元メンバーでスタイル・カウンシルで活動したミック・タルボットも参加しBMGよりアルバム『One Day I'm Going to Soar』を発売[7]。2016年にワーナーミュージックから『Let the Record Show: Dexys Do Irish and Country Soul』を発売。30年ぶりにヘレン・オハラがゲスト参加している。
ディスコグラフィ
[編集]スタジオ・アルバム
[編集]- Searching for the Young Soul Rebels(若き魂の反逆児を求めて) EMI、1980年
- Too-Rye-Ay(女の泪はワザモンだ!!)マーキュリー・レコード、1982年
- Don't Stand Me Down(ドント・スタンド・ミー・ダウン) マーキュリー・レコード、1985年
- One Day I'm going to Soar BMG、2012年
- Let the Record Show: Dexys Do Irish and Country Soul ワーナーミュージック、2016年
ライブ
[編集]- 1980–1982: The Radio One Sessions 1995年
- BBC Radio One Live in Concert 1995年
- Projected Passion Revue 2007年
- At the Royal Court, Liverpool 2012年
- Nowhere Is Home 2014年
脚注
[編集]- ^ デキシーズ ニューウェイヴ 2022年6月2日閲覧
- ^ デキシーズ ブルー・アイド・ソウル 2022年6月2日閲覧
- ^ Gimarc, George (2005) Punk Diary: The Ultimate Trainspotter's Guide to Underground Rock 1970–1982, Backbeat Books, ISBN 0-87930-848-6
- ^ "New Musical Express". NME. London, England. 19 June 1982. p. 34.
- ^ Simpson, Dave (16 October 2014). "'We were always hard workers': Kevin Rowland and Big Jim Paterson on their favourite Dexys songs". [1] The Guardian. Retrieved 24 January 2016.
- ^ “Dexys Biography”. dexysonline.com. 18 March 2016時点のオリジナルよりアーカイブ。29 January 2016閲覧。
- ^ Ewing, Tom (13 June 2012). “Dexys: One Day I'm Going to Soar”. Pitchfork.com. 12 February 2016閲覧。