デズモンド・ジェニングス
タンパベイ・レイズ時代 (2014年6月28日) | |
基本情報 | |
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国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | アラバマ州バーミングハム |
生年月日 | 1986年10月30日(38歳) |
身長 体重 |
6' 2" =約188 cm 200 lb =約90.7 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 外野手 |
プロ入り | 2006年 MLBドラフト10巡目(全体289位)でタンパベイ・デビルレイズから指名 |
初出場 | 2010年9月1日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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デズモンド・デレイン・ジェニングス(Desmond Delane Jennings, 1986年10月30日 - )は、アメリカ合衆国・アラバマ州バーミングハム出身のプロ野球選手(外野手)。右投右打。
経歴
[編集]プロ入り前
[編集]2005年のMLBドラフト18巡目(全体544位)でクリーブランド・インディアンスから指名を受けるも、入団せずイタワンバ・コミュニティカレッジへ進学する。
プロ入りとレイズ時代
[編集]2006年のMLBドラフト10巡目(全体289位)でタンパベイ・デビルレイズから指名を受け契約を結んだ。
ベースボール・アメリカ誌の有望株ランキング2009年版では、レイズでの上位5位にランクされた[1]。
有望株ランキング2010年版では、メジャー全体で20位にランクされた[2]。同年、オールスター・フューチャーズゲームでアメリカ選抜に選出された。9月1日のトロント・ブルージェイズ戦でメジャーデビューを果たした。 このシーズンは、AAA級ダーラム・ブルズでは打率.278を記録するも、メジャーでは打率.190に終わった[3]。
2011年の開幕はAAA級ダーラムで迎えるも、7月23日にリード・ブリニヤクと入れ替わる形で昇格。同月28日のオークランド・アスレチックス戦ではメジャー初本塁打を放った。 9月23日のテキサス・レンジャーズ戦ではマーク・ロウから自身初となるサヨナラ本塁打を放った。なお、この勝利でチームは通算1000勝を達成した。
2012年は132試合に出場し、自身初の規定打席に到達した。走塁でもアピールし、33回の盗塁企図数のうち、失敗は2と93.9%と高い成功率を記録した。
2013年はB.J.アップトンがアトランタ・ブレーブスへ移籍したことに伴って、一番・中堅を任された。8月3日に左手中指を骨折し、3日後の6日に故障者リスト入りした[4]。9月19日に復帰し、シーズン終了まで定位置を守った。2012年より打率を向上させて三振を減らし、二塁打が激増した。走塁面では、盗塁成功率を大幅に下げ、シーズン20盗塁に終わった。
2014年は3年連続で規定打席に到達したが、その3年間では最小の123試合出場。4年連続での二桁本塁打、2年連続での30二塁打以上をマークするなど、前年に向上した長打力は健在だったが、打率を.240台に落とし、盗塁数も更に減少した。守備面では2012年に続き、中堅で無失策と高い守備力を発揮した。
2015年は左ひざの故障などもあってレギュラーの座を失い、28試合の出場に留まったが、打率では自己最高の.268をマークした。守備は左翼手と中堅手を守り、無失策と安定感は健在だった。
レイズ退団後
[編集]2017年2月9日にシンシナティ・レッズとマイナー契約を結んでスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[6]が、3月31日にFAとなった[7]。その後、4月5日にニューヨーク・メッツとマイナー契約を結び、傘下のAAA級ラスベガス・フィフティワンズへ配属された[8]。6月16日にFAとなった[9]。
2018年4月11日にメキシカンリーグのモンクローバ・スティーラーズと契約[9]。
詳細成績
[編集]年度別打撃成績
[編集]年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
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2010 | TB | 17 | 24 | 21 | 5 | 4 | 1 | 1 | 0 | 7 | 2 | 2 | 2 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 4 | 1 | .190 | .292 | .333 | .625 |
2011 | 63 | 287 | 247 | 44 | 64 | 9 | 4 | 10 | 111 | 25 | 20 | 6 | 3 | 0 | 31 | 1 | 6 | 59 | 1 | .259 | .356 | .449 | .805 | |
2012 | 132 | 563 | 505 | 85 | 124 | 19 | 7 | 13 | 196 | 47 | 31 | 2 | 6 | 1 | 46 | 1 | 5 | 120 | 7 | .246 | .314 | .388 | .702 | |
2013 | 139 | 602 | 527 | 82 | 133 | 31 | 6 | 14 | 218 | 54 | 20 | 8 | 3 | 5 | 64 | 0 | 3 | 115 | 6 | .252 | .334 | .414 | .748 | |
2014 | 123 | 542 | 479 | 64 | 117 | 30 | 2 | 10 | 181 | 36 | 15 | 6 | 9 | 1 | 47 | 0 | 6 | 108 | 10 | .244 | .319 | .378 | .697 | |
2015 | 28 | 108 | 97 | 9 | 26 | 2 | 1 | 1 | 33 | 7 | 5 | 3 | 0 | 2 | 8 | 0 | 1 | 17 | 2 | .268 | .324 | .340 | .664 | |
2016 | 65 | 225 | 200 | 22 | 40 | 7 | 1 | 7 | 70 | 20 | 2 | 0 | 1 | 1 | 21 | 0 | 2 | 58 | 4 | .200 | .281 | .350 | .631 | |
MLB:7年 | 567 | 2351 | 2076 | 311 | 508 | 99 | 22 | 55 | 816 | 191 | 95 | 27 | 22 | 10 | 219 | 2 | 24 | 481 | 30 | .245 | .322 | .393 | .716 |
- 2016年度シーズン終了時
背番号
[編集]- 27(2010年)
- 8(2011年 - 2016年)
脚注
[編集]- ^ Ballew, Bill (November 12, 2008). “Tampa Bay Rays top 10 prospects”. Baseballamerica.com. April 13, 2011閲覧。
- ^ Deep Leagues. “Top 100 Prospects”. Deep Leagues. April 13, 2011閲覧。
- ^ “Desmond Jennings Minor League Statistics & History”. Baseball-Reference.com. April 13, 2011閲覧。
- ^ Axisa, Mike (August 6, 2013). “Rays loseleadoff hitter Desmond Jennings to 15-day DL”. CBS Sports. August 6, 2013閲覧。
- ^ “Rays To Release Desmond Jennings”. MLBTradeRumors.com. MLBTradeRumors (August 30, 2016). September 7, 2016閲覧。
- ^ Sheldon, Mark (February 9, 2017). “Reds sign OF Jennings to Minors deal”. MLB.com. February 11, 2017閲覧。
- ^ “Reds Release Desmond Jennings”. mlbtraderumors.com (March 31, 2017). April 17, 2017閲覧。
- ^ DiComo, Anthony (April 5, 2017). “Jennings joins Mets on Minor League deal”. MLB.com April 17, 2017閲覧。
- ^ a b MLB公式プロフィール参照。2018年6月6日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Desmond Jennings stats MiLB.com
- Desmond Jennings (@d_jennings8) - X(旧Twitter)