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デチオビオチン合成酵素

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
デチオビオチン合成酵素
識別子
EC番号 6.3.3.3
CAS登録番号 37259-75-9
データベース
IntEnz IntEnz view
BRENDA BRENDA entry
ExPASy NiceZyme view
KEGG KEGG entry
MetaCyc metabolic pathway
PRIAM profile
PDB構造 RCSB PDB PDBj PDBe PDBsum
遺伝子オントロジー AmiGO / QuickGO
検索
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デチオビオチン合成酵素(Dethiobiotin synthase、EC 6.3.3.3)は、以下の化学反応触媒する酵素である。

ATP + 7,8-ジアミノノナン酸 + 二酸化炭素ADP + リン酸 + デチオビオチン

従って、この酵素の3つの基質はATP7,8-ジアミノノナン酸二酸化炭素、3つの生成物はADPリン酸デチオビオチンである。

この酵素はリガーゼ、特に炭素-窒素結合を形成するシクロリガーゼに分類される。系統名は、7,8-ジアミノノナン酸:二酸化炭素 シクロリガーゼ(ADP生成)である。この酵素は、ビオチンの代謝に関与している。

構造

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2007年末時点で、この酵素の14個の構造が解明されている。蛋白質構造データバンクのコードは、1A821BS11BYI1DAD1DAE1DAF1DAG1DAH1DAI1DAK1DAM1DBS1DTS及び2QMOである。

出典

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  • Krell K, Eisenberg MA (1970). “The purification and properties of dethiobiotin synthetase”. J. Biol. Chem. 245 (24): 6558–66. PMID 4921568. 
  • Yang H-C, Tani Y and Ogata K (1970). “Synthesis of biotin vitamers from biotin diaminocarboxylic acid or 7,8-diaminopelargonic acid by a purified enzyme of Pseudomonas graveolens”. Agric. Biol. Chem. 34 (11): 1748–1750. doi:10.1271/bbb1961.34.1748.